PDE Inter-Universityニューズレター:第九号(2005年5月6日) “第13回国際哲学オリンピアード(ポーランド大会)代表決まる”
今回の日本代表選出のためのエッセイ・コンテストには、11名の意欲的作品が寄せられました。IPO日本国内委員会で厳正な審査の結果、以下の二名の日本の高校生代表が選ばれましたので、ご報告申上げます。
一位 |
二位 |
小林恵美子(創価高等学校)
カミュについて論じる。評価「今回の最優秀作。これならば大学生に負けない。歴史意識も立派である。英語も優秀である。」 |
須山朋美(創価高等学校)
カミュについて論じる。評価「小林さんとともに十字軍とフリードリッヒ二世を例に挙げた歴史感覚をほめたい。」 |
他の諸君も大いに健闘されました。勝つことも大事ですが、参加することはもっと大事です。それはその事により社会は――あえて申しましょう、地球社会は――より豊かな場所、熱気と向上心と友情に満ちた空間になるからです。
小林さんと須山さんが5月18日に関空からオランダ航空で出発いたします。ワルシャワでの第13回オリンピアードのエッセイ・コンテスト(5月19日から23日まで)での御健闘を祈ります。北垣宗治博士(前敬和学園大学学長、敬和学園大学名誉教授、同志社大学名誉教授)がIPO国内委員会から引率者として同行いたします。
(文責:延原)
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