キャンパス日誌

【チャレンジ学生16】つねに目標に向かって

つねに目標に向かって

熊田惇平

完成した陶器とともに

私は敬和学園大学に入って、心に響く講義やボランティア活動により、感動の毎日を送っています。そういった日々の中で、「自分には何もできない」と思い込んでいた私に、「やればできるんだ」という大きな可能性を与えてくれた出会いがありました。
1つ目は陶芸との出会いです。陶芸部に入部したての3ヶ月目の敬和祭で、陶芸教室が開催されました。最初は、技術不足に加え、人付き合いが苦手なこともあり、「できるわけがない」と思いました。そして、来客者に満足に教えることもできず、不愉快な思いをさせてしまいました。それでも慣れるにつれ、逆に自分が楽んでいることに気づきました。それをきっかけに、気づかなかった自分の長所や短所がわかり、今では、陶芸部の部長として活動を発展させ、部員も増やすことができました。
2つ目はパソコン教室での出会いです。パソコンが使えて当たり前といわれる中、苦手克服のためにと、夏休みに大学のパソコン資格(MOS)取得講座に参加しました。そこで卒業生で講師の長谷川さんと出会い、話をしているうちに自分もパソコンをもっと使いこなしたいと思うようになりました。その後も、教室に通う費用をアルバイトで稼ぎながら、さらに上の資格取得を目指して日々勉強しています。
私は今、大学での様々な活動の中で、「共生社会の実現のために、まず自分は何をすべきか」を模索しています。それは、私の人生を変えてくれた大学に対する恩返しでもあり、自分の求める生き方の実現のためにもやらねばならないことです。たくさんの友人や先生方、職員のみなさんをはじめ、自分を支えてくれているたくさんの出会いに感謝します。(共生社会学科3年 熊田惇平さん)