キャンパス日誌

【卒業生リレーエッセイ14】~大学で出会い、結婚した北野真伸さん・奈々子さん~

試練を乗り越え培ってきたもの

北野真伸、奈々子

1995年度卒業 北野真伸さん・奈々子さん


創立20周年おめでとうございます。この機会にと、大学で出会い結婚した2人の当時の思い出とその後について、寄稿のご指名をいただきました。
私たちの出会いは18年前、2期生の入学式翌日、胎内パークホテルで行われた新入生オリエンテーションでのことでした。神田先生のクラスとなった私たちは、椅子を円に並べ、向い合せで座りました。仲がよくなるのには時間もかからず、お互いの友人たちも交えて学業に遊びにと苦楽を共に過ごしました。2年生の春、二人の仲がうまくいかず、しばらく距離をおいたことがありました。そんな時、神田先生のお宅に食事に呼んでいただくと彼女がいて…。それが何度かあり、あの時に先生から仲をとりもっていただかなければ、今の私たちの結婚生活はなかったかもしれません。本当に感謝しています。
卒業して5年後、結婚した2人を待っていたのは試練の連続でした。最愛の父が急死し、そして中越地震では自宅が全壊し、当時4歳の長男と生後2ヶ月の次男を抱え、1年間仮設住宅での生活を余儀なくされました。出口の見えない暗闇の中、多くの人たちと繋がっていること、支えられていることを改めて感じ、どんな困難でも立ち止まるのではなく、前向きに進むしかないということも学びました。夫婦でこれまで喜びや悲しみ、苦悩や挫折、何でも分かち合ってきました。苦難を乗り越えるたびにきずなも強くなり、お互いを大切に思いやりながら学生時代よりも楽しく過ごす毎日です。
今、私が勤務している会社は、かねてから敬和の人格教育に関心をもっていた社長が、私の履歴書に書かれていた「敬和学園大学卒業」の文字に目を留め、採用していただきました。敬和の卒業生であることの期待を裏切らないようにと思っています。新聞や広報誌などで先生方、在学生、卒業生の皆さんのご活躍を拝見するたびに、自分たちもがんばろうとパワーをもらっています。機会があれば、子供たちを連れて「敬和」を感じに行きたいです。(1995年度卒業 北野真伸さん・奈々子さん(旧姓:小山))