キャンパス日誌

【卒業生リレーエッセイ22】~ウエディングプランナーとして活躍する小林和美さん~

感動を届ける仕事

小林和美

2004年度卒業 小林和美さん


私は、大学卒業後、ウエディングプランナーとして勤務しております。現在はチーフプランナーとして新人スタッフの教育、責任者を任せられております。
今の時代はインターネットが普及し、指先を動かすだけで何でも調べることができます。多種多様化しているニーズ、ふと気を抜くと移り変わる流行。お客さまのニーズや現代の結婚式事情、トレンドをいち早くキャッチし、その方に合ったオリジナリティ溢れる結婚式に仕上げるのが私たちの仕事です。プランナー同士のディスカッションはもちろん、さまざまな分野の方と接して自分自身の感性を高めています。緊張や心配もありますが、新郎新婦さまから、「ありがとう」「担当してもらってよかった」等とおっしゃっていただけることで、この仕事を選んで続けてきてよかったと感じます。
華やかなイメージを抱いて臨んだ1年目。思い描いていたイメージとのギャップに苦しんだ時もありました。8年目を迎えた私が今一番に思うこと、それは、「やらなくてはいけない」ではなく、「やったらうれしい」こととして日々業務に取り組むことです。人に言われて行うのではなく、相手の立場になり、どうしたら喜んでいただけるか、感動していただけるかなどと考える毎日は、充実したものとなっています。

小林和美

担当した新郎新婦さまと一緒に


苦しい時期、私を支えてくれたのは、学生時代の友人でした。また、茶道部で培った礼儀作法も活かせているのではないかと思っています。母校で過ごした貴重な経験を活かし、今後は、もっともっと皆さまに結婚式はいいものだと思っていただくこと、また、このブライダルという日本の貴重な文化を大切にし、業務に励んでいきたいと思います。
学生の皆さまにはまだまだいろいろな選択肢があると思います。どんな道を選ぶかも重要ですが、選んだ道でどれだけがんばれるかも大事だと思います。社会人としてこれから羽ばたく皆さまのご多幸をお祈り申し上げます。(2004年度卒業 小林和美さん)