キャンパス日誌

【学生インタビュー】国際交流インストラクター事業で引き出された力

国際交流インストラクターとして活躍している佐藤裕介さん(国際文化学科3年)に、活動のきっかけや学びとのつながり、チームで取り組んで得られたことなどについてインタビューしました。

国際交流インストラクター事業に関わるきっかけ

国際交流インストラクター事業では、自分たちで国際社会の問題を考え、調査し、その知識を県内の小・中・高校の子どもたちにワークショップ形式で伝えています。
1年生の時、『基礎ゼミ』の担当だった藤本先生に国際交流インストラクターをすすめられました。もともと学校で教えるということに興味があり、これは楽しそうだと思って、すぐに参加を決めました。
自分から積極的に動くタイプではないので、こんな風に先生から声をかけてもらったことが、授業以外の活動に取り組むよいきっかけになりました。

現場で得られる、学びへのモチベーション

国際交流インストラクターをはじめて、まず、人前で大きな声で話すことに抵抗がなくなりました。
現場でうれしいのは、私たちの活動によって子どもたちに変化が感じられた時です。教職課程も履修しているのですが、このような経験は、学びへのモチベーションにつながっています。

共感することのできる友だち

2年になって、国際交流インストラクターのリーダーをすることになりました。
みんなを集めて、全体をコントロールしていくことはとても難しいです。それでも、仲間と同じ目標に向かって思いを共有していく中で、一つひとつの問題を乗り越えていきました。
一緒に活動した仲間には、これまでの友だちとは一味違った深いつながりを感じています。きっとこれからも長く友だちでいれそうです。

自分の力を引き出してくれた先生

藤本先生から与えられたきっかけで、これまで自分が思っていなかった特性が引き出されたように思います。
自分自身が成長していくのに、国際交流インストラクター事業はとても合っていました。大げさではなく、先生との出会いが私の人生を変えたと思っています。
そろそろ就職を考える時期となっています。就職氷河期と言われている中で、自分自身の就職に対しての不安はもちろんありますが、この活動で培った責任感と積極性、そして、まわりの環境に自分を合わせていける柔軟性を武器にして乗り切っていこうと思います。

(聞き手:コバ)