キャンパス日誌

クリスマスツリーの思い出

こんばんは。今年もクリスマスイブの夜には家でサンタになる予定のコバです。

さきほど、これまでのクリスマスカードを整理していて、敬和学園大学とクリスマスツリーのことをいろいろと思い出したので、ブログに残したいと思います。

 

敬和学園大学のクリスマスツリーは、開学前年の1990年から飾り付けしています。

本学の広報誌「カレッジ・レポート第33号」(2003年2月)の中で、校舎の建設を担当した新発田建設(株)前社長、故渡辺幸二郎さまが次のように回想されてました。
「工事期間中にも新々バイパスに面する校地にクリスマスツリーが光を放ち、人々にキリスト教の大学の誕生が間近いことを告げていたことを思い出します」

 

私たち職員がクリスマスツリーの設営に関わったのは、2004年からです。
それまで飾り付けをしてくれた業者の方から「高齢となり、もう設営できない」と連絡が入り、それでは職員みんなでやってみようということになりました。

これは2005年に設営したツリーです。LEDランプがなかなか売ってなくて、光も小さいものでした。

 

当時は新潟の街中にクリスマスツリーがあまりなく、参考にできるものが少ない中で、
施設係と学生係、広報係の担当者で知恵を絞り、試行錯誤しながら、手書きの設計図をつくっていました。

必要な電飾は、近隣のホームセンターで買い集めました。在庫が少なくて、何店舗もまわった年もありました。

高所での作業のため、高梯子や足場にみんなで登って作業をしていました。
安全に作業をすすめられるよう、天気のよい日を選んでの作業でした。点灯式までに設営が間に合うか、どきどきしながら毎日天気予報を気にしていたものです。
作業を見かけた学生たちが手を貸してくれたのもいい思い出です。

 

そして、こちらが2011年のクリスマスツリーです。
毎年飾り付けの方法を見直し、少しずつ電飾を買い足したおかげで、ずいぶんと立派になりました。

 

そんな手作りの飾り付けを続けて8年が経ち、敬和のツリーにもひとつの形が確立しました。
今年から私たち職員は作業から卒業し、今までの方法を引き継いでもらって、業者の方から設営していただきました。
担当者同士で、「少し寂しくなりましたね」なんて話をしていたところです。

 

そして、いよいよ明日30日が点灯式です。

飾り付けの手は変わっても、私たち職員の思いは変わりません。
このクリスマスツリーのように、在学生・卒業生の皆さんが、この地域・社会を明るく照らしてくれることを願っています。

点灯式のご案内はこちらです。皆さま、私たちの思いの込もったクリスマスツリーを、ぜひ見に来てください。
https://www.keiwa-c.ac.jp/news/2012/11/26/10800.html