キャンパス日誌

チョコレートで国際貢献!フェアトレードサークルによる「バレンタイン一揆」

敬和学園大学のフェアトレード推進サークルが、フェアトレードの認知度向上のため、学内で「バレンタイン一揆2016」というイベントを開催しました。

途上国では、カカオなどの商品の売買で生産者の労働に見合った価格での取引が行われず、児童労働等が問題になっています。
フェアトレードとは、このような問題を解決するために、商品に対する適正な対価を支払う仕組みです。

このイベントは、1年で一番チョコレートに注目が集まるバレンタインデーに、フェアトレード商品を選んでいただき、広くフェアトレードの趣旨を理解していただくことが目的です。

 

学生たちは、フェアトレード商品の認知度向上のため、特設コーナーを学内に設け、フェアトレードの仕組みを説明しながら商品の委託販売を行いました。

用意した258個のチョコレートは3日で完売。売り上げは10万円を超えました

用意した258個のチョコレートは3日で完売。売り上げは10万円を超えました

 

この特設コーナーのほかにも、売店や食堂の方にご協力いただき、用意した258個のチョコレートを3日で完売しました。
ご協力いただきました皆さま、ありがとうございました。

売店の一角にもフェアトレードコーナーを設けていただきました

売店の一角にもフェアトレードコーナーを設けていただきました

 

チョコレートを買った学生たちが、その感想を写真共有サービスのInstagramに次々にアップし、ソーシャルメディアを通じてフェアトレードへの想いが拡散されていったのが印象的でした。

チョコレート買ったので帰ります #keiwa

Daisuke Shimizuさん(@deez_dai)が投稿した写真 –

 

<フェアトレード推進サークルの学生たちのコメント>

・共生社会学科3年 佐藤葵さん
「予定していた2週間ではなく3日で完売という驚きとうれしさに溢れたバレンタイン一揆となりました。チョコレートを買ってくれた学生や教職員からは「おいしかったよ!」「これからはフェアトレードに目を向けてみる」との声をいただきました。これらはわたしの原動力となります。ありがとうございました!」

・共生社会学科2年 小幡紘平さん
「委託販売の準備段階から参加し、お金の管理、売り上げの精算、在庫管理、全てを自分たちですることはとても大変でしたが、みんながチョコを買ってくれて、フェアトレードの認知が広がったので、やってよかったです。」

・共生社会学科1年 阿部咲さん
「初めてのバレンタイン一揆が委託販売ということで不安もありましたが、本当に多くの人に買っていただいて、3日間で完売できたこと、心からうれしく思います。ありがとうございました!」

 

今回のイベントに協力してくださった、新潟市古町にあるお店「Rerun ecology & fair trade」さんでは、常時フェアトレード商品を取り扱っています。

皆さんも、今年のバレンタインはフェアトレードチョコで想いを伝えてみませんか?そこから国際協力がはじまります!