キャンパス日誌

【授業紹介11】アクティブラーニング実習

長期インターンシップで、仕事と自分を見つめなおす

p11 授業紹介

新発田市イクネスしばたでのインターンシップ

地元企業・自治体からの全面的なご協力をいただき、長期インターンシップがはじまりました。初年度となる今年は、島津印刷さまで3週間、新発田市さまで6週間の職場体験をさせていただきました。3年生までに学んだ「地域学入門」「地域学」「アクティブラーニング演習」の知識を現場で実践することで、社会で生きる力を養うこと、合わせて働くイメージをしっかりと掴むことで、近年問題となっている若者の早期離職(ミスマッチ)を減らすことを目的としています。
長期での職場体験により、学生たちは、仕事体験に留まらないプロジェクトへの直接的な関わりに加え、お客さまとの接し方、職場での過ごし方まで、より現場を理解する経験ができたようです。

参加学生のコメント

仕事における達成感を経験

川崎千夏

参加学生の川崎千夏さん

私は、地域に根付いた職場に就職したいという思いと子どもや人と接することが好きだという思いから、9月に3週間の日程で、新発田駅前複合施設イクネスしばたでのインターンに参加しました。
実習では、図書館やこどもセンター、各イベントのお手伝いなど幅広い仕事を体験しました。主に企画総務係というイベントの企画・運営などを行う部署での仕事に携わったのですが、そこで来年行われる「謎解き型リアル脱出ゲーム」の企画書を作り、最終日に職員の前でプレゼンテーションを行う課題が出ました。プレッシャーと不安とで心が押し潰されそうになりましたが、職員の方々からのアドバイスを受けつつ無事にやり遂げることができました。実際に、私の作成した企画書を土台にして準備を進めてくださることになり、心からうれしく今でもあの時の達成感は忘れられません。私は、今回のインターンで企画をつくり上げていくことの楽しさに気づきました。ここで得た自信と自分の興味・関心を具体的なものにし、就職活動に生かしたいです。(英語文化コミュニケーション学科3年 川崎千夏さん)