キャンパス日誌

2020年の社会福祉士国家試験にむけて、卒業生のお話を伺いました

2020年2月に行われる第32回社会福祉士国家試験に向けて、3年生を対象とした「国家試験対策講座1」を行いました。

4日間にわたる集中講義で、19科目それぞれの出題範囲を確認したり、過去問題を解いたりしました。
講義を通じて覚えなければならない知識の膨大さに恐れおののく(笑)学生たちに、福祉現場で活躍している卒業生が、その合格体験談を伝えにきてくれました。

卒業生とは、上越市社会福祉協議会で働いている髙橋亜珠沙さん(2017年度共生社会学科卒業)です。

国家試験対策講座の中で、卒業生からの体験談を聞く機会を持ちました

国家試験対策講座の中で、卒業生からの体験談を聞く機会を持ちました

 

髙橋さんからは、社会福祉士資格を持つことのメリット、受験勉強の流れ(体験談)、受験勉強の心がけ、といったとても具体的な事柄を丁寧に教えていただきました。

学生たちからは、「就職活動との両立はどうやったらできるのか」「どうやってモチベーションを維持したのか」「取り組みやすい科目は何か」など、さらに教員たちからも「就活の面接では何を問われたか」など、数多くの疑問を投げかけられ、その一つひとつに丁寧に答えていただきました。

一つひとつの質問に丁寧に答える髙橋さん(写真右)

一つひとつの質問に丁寧に答える髙橋さん(写真右)

 

遠くまで来てくれてありがとう、大変だったでしょう、と声をかけると、「仕事をしていると、大事にしなければならないことが十分にできないことがあります。母校に戻って話をしてまた気持ちを新たにすることができました。来てよかったです。」と話してくれました。
まだ卒業して1年も経っていないというのに、その頼もしさに感激する、ありがたい時間でした。

参加した学生たちも、「やればできると信じて努力します」と背筋を伸ばしていました。(共生社会学科助教 池田しのぶ)

卒業生の髙橋さんを囲んで、みんな「やればできる!」

卒業生の髙橋さんを囲んで、みんな「やればできる!」