キャンパス日誌

【サービスラーニング紹介18】佐渡・宿根木集落活性化事業

サービスラーニング「佐渡・宿根木集落活性化事業」は、新潟県の委託を受け、佐渡市と連携して実施しています

敬和学園大学国際文化学科の長坂ゼミでは、2020年度から新潟県の委嘱を受け、佐渡・宿根木集落の地域活性化事業「世代間の交流の場づくり活動」に取り組んできました。
2021年度からは、この事業の活動を継承し、佐渡市と連携して「域学連携地域づくり応援事業」として活動しています。

<域学連携地域づくり事業の目的>
佐渡市では過疎化や少子高齢化により、集落運営や伝統芸能の継承が困難になるなど、人口減少に伴う地域コミュニティの弱体化が進んでいます。そのため地域と大学等との連携と交流を通して、学生の若い力や知識を生かした地域づくり活動を支援することで、交流人口の拡大を図り、地域課題の解決や賑わいの創出を目的としています。

<長坂ゼミの活動目標>
佐渡市宿根木集落における「世代間交流」として、若者(学生)がイベントを通して高齢者から子どもまでをつなぎ、活気ある空間をつくりだすことで、賑わいの創出をします。また、横井戸までのトレッキングコースづくりを継承し、地域住民の生活の一躍となるように学生が協力することで、学生も宿根木集落の関係人口として、卒業後も関わりを持てるようにしていきます。

<活動内容>
【トレッキングコースづくり】
地域住民と協力して、宿根木の横井戸までの道を整備します。
【ベトナム路上茶屋活動の展開として世代間交流のイベント実施】
 集落の子供や高齢者、交流人口としての観光客を対象としたイベントを宿根木集落と当該学生との共催で実施し、賑わい創出を図ります。観光客に滞留してもらう機会と、若者が主体的に宿根木で活動する機会をつくり、交流人口の拡大や関係人口の構築を図ります。
活動内容はSNS等で発信し、宿根木で地域住民や関係者への活動報告会を行います。

 

【サービスラーニング紹介18】佐渡・宿根木集落活性化事業

表紙裏01

ベトナム風の茶屋ワークショップ

敬和学園大学の長坂ゼミでは、新潟県からの委嘱を受け、佐渡・宿根木集落の地域活性化事業に取り組んでいます。

表紙裏02

横井戸の掃除ボランティア

宿根木は、17世紀に北前船の寄港地として発展した集落で、船大工の残した貴重な町並みが残っています。人口減少・高齢化が進む集落で、学生たちと地域の皆さまで連携し、地元の方々と観光客が触れ合える茶屋ワークショップの開催や歴史ある景観の美化ボランティア、地元の竹林の竹を使った土産物の開発などに取り組みました。

表紙裏03

宿根木の焼き印を入れた竹細工を開発

地域の活性化を通じて学生たちそれぞれに気づきと成長がありました。ご協力いただいた皆さまに感謝申し上げます。