キャンパス日誌

【チャレンジ学生63】未来を支える教育を学んでいます

未来を支える教育を学んでいます

裏表紙 西カトリーナ優琴

オンラインによる児童英語教育の実践(中央が西さん)

私の故郷はアメリカで、今は敬和学園大学の学生寮で暮らしています。寮生活では、困ったことがあれば、同じ学年同士だけでなく後輩や先輩も助けてくれます。「私は一人ではない、一人でがんばらなくてもいい」という気持ちが強く持てるのは、寮の一つの長所です。
また、教職課程や児童英語教育を何よりも力を入れて学んでいます。私たち学生は、子どもが持っている知識を生かして学べるように英語の指導法を工夫し、実践していくことを目的としています。ハロウィンやクリスマスなどのアメリカの行事を英語で教える時などに、子どもが単に聞くのではなく、参加できるように工夫していくことは、楽しいだけでなくとてもやりがいがあります。
私は、未来を支える子どもたちの力になりたいです。彼らが英語を学ぶことで、新しい世界の見方ができるでしょう。英語教育のあるべき仕組みを研究し、それをどのように実現していくかという課題に関して、学びを深めていきたいです。(英語文化コミュニケーション学科2年 西カトリーナ優琴さん)

アドバイザー教員からのコメント

kawamata

西さんは、高校生の時にアメリカから日本に来ました。アメリカで生まれ育った彼女は、英語よりも日本語で苦労することが多い、と話してくれたことがあります。日米両文化での自身の体験をもとに教職の学びを深める西さんは、「ハーフ」と言うよりも「ダブル」という言葉がより適切かもしれません。誰からも好かれる明るさと素直さは、これからも彼女の大きな力となり続けるでしょう。(英語文化コミュニケーション学科教授 川又正之)