キャンパス日誌

まちカフェ・りんくから独立、ランチカフェ「つむぎや」がオープン

街中から小さなお店がなくなってきています。大型スーパーやチェーン店の進出により、住民同士の交流の場としての居場所が少なくなりました。

敬和学園大学の学生たちが中心に運営する「まちカフェ・りんく」は、地域福祉の観点から、住民同士が一緒にくつろげる場所を提供し、地域のコミュニティを活性化することを目指しています。
そのまちカフェで働いていた市民スタッフの鶴巻とも子さんが独立し、新たにコミュニティ・ランチカフェ「つむぎや」を今年4月に開業しました。

「つむぎや」を経営する鶴巻さんご夫妻

「つむぎや」を経営する鶴巻さんご夫妻

 

鶴巻さんは、まちカフェで2年間活動した後、旦那さんの退職を機に独立、家族で育てた新鮮な野菜を、まちカフェで培った手際のよい調理で提供しています。

日替わりで提供される「気まぐれランチ」800円

日替わりで提供される「気まぐれランチ」800円

 

お店を運営するにあたり、ご家族のご協力や親戚からの食材の提供など、地域住民の皆さんとの交流を含めた身近な方々との共生がすすみ、当初考えていたお店のコンセプトが徐々に実現できているそうです。
将来的には、まちカフェで社会起業を学ぶ学生たちをインターンシップで受け入れることを考えてくださるとのことでした。

敬和学園大学ですすめている「共生社会のコンセプト」と同じ思いを持った拠点が新発田にまた一つ増えました。

 

<ランチカフェ「つむぎや」さん>
住所 新潟県新発田市中曽根町1-1-5
電話番号 0254-23-3610