キャンパス日誌

【学生レポート】私の人生のターニングポイント~AYFに参加して~

アジア・ユース・フォーラム(AYF)はアジアの大学生世代が集い、グローバル人材を育成するためのイベントで、敬和学園大学の学生たちも毎年参加しています。今年は久しぶりに日本(京都)で開催され、英語を共通語にお互いの文化を学び合い、社会の諸問題について議論を交わしました。

参加した田中恵都さん(英語文化コミュニケーション学科3年)からのレポートをお届けします。

私はAYFに参加して、人生が変わりました。

私は今まで、AYFのような異文化に直接触れるイベントに参加したことがなかったのでかなり不安がありました。
しかし出発前に、梶浦先生からは「自信を持って、声を出すこと」、そしてグッドマーカー先生からは「Do not be afraid. Fear is the mind killer.」と言われたことを胸に、とにかくその言葉だけは忘れないようにして1週間を過ごしました。

AYFに参加している人たちはみんな堂々としていて、自分に自信を持っていました。
自国について、特徴、文化、よいところ、悪いところを紹介する時間があり、私は多くのアジアの国について学ぶことができました。

日本の紹介では、得意のけん玉を披露しました

日本の紹介では、得意のけん玉を披露しました

 

その紹介の時に特に印象に残った言葉があります。
ある一人のインドネシア人が、「私はインドネシア人としてではなく、ムスリムとしてではなく、一人の人間としてここに立っています。」と言ったのです。私はその言葉に感銘を受けました。

AYFに参加している人たちは、国境を越えて一つの輪になっていました。その時私は、まさに「平和」というものを感じました。
AYFは私に、今何をしたいのか、今何をするべきなのか、自分に必要なことを気づかせてくれました。

AYFには、多くのアジアの国や地域の若者が集まり、異文化を学び合いました

AYFには、多くのアジアの国や地域の若者が集まり、異文化を学び合いました

 

私たちは同じ人間です。私たちは世界の平和を目指すために、みんなで協力しなければいけません。
私たちは面と向かい合って互いを知る必要があります。なぜなら、人は違う考え、違う意見、違うアイデアを持っていて、異なった環境、異なった場所に住んでいます。互いを知ることこそが、平和につながる最善の策だと思います。

かけがえのない仲間に出会い、平和を学び実感しました

かけがえのない仲間に出会い、平和を学び実感しました

 

AYFは「平和」というものを教えてくれました。そしてかけがえのない仲間を私に与えてくれました。
AYFでの経験は、一生忘れることなく、今後の私の人生に大きな影響を与えると思います。AYFは、私の「人生のターニングポイント」です。

(英語文化コミュニケーション学科3年 田中恵都)