キャンパス日誌

インターンシップでベトナムでの日本語教師を体験してきました

敬和学園大学では、日本語教師を目指す学生のために、日本語の教育に関する知識・能力の習得を目指す「日本語教育プログラム」(ディプロマ)を用意しています。
このたび、国際文化学科4年生の渡邉瞳さんが、本学の提携先であるベトナム・ハノイのはるか日本語センターにて、2週間のインターンシップを体験してきました。

「日本語教育プログラム」は、日本語を駆使する能力と日本文化について多角的な知識を修得し、日本人学生が海外で日本語教育に携わる時に役立てるようにカリキュラムが構成されています。
渡邉さんはこのプログラムを履修し、学内でも日本語チューターとして留学生たちの日本語指導などに活躍していました。

 

今回のインターンシップは2週間の短い期間でしたが、連日午前・午後の毎日4~5時間程度の授業運営を経験させていただくことができました。
実際に教壇に立ち現地の学生を対象とした授業を経験することは、大学の授業で学んだ日本語教育の知識を実践につなげるよい機会となりました。

はるか日本語センターで日本語を教える渡邉さん

はるか日本語センターで日本語を教える渡邉さん

 

現地の学生たちにとっても、同世代の日本語ネイティブのインターン生による授業は刺激的であり、また授業以外にも現地の食事やちょっとした観光など、お互いに多くの異文化交流が持てたようです。

ベトナムの学生たちと現地の屋台を楽しみました

ベトナムの学生たちと現地の屋台を楽しみました

充実した2週間のインターンシップになりました

充実した2週間のインターンシップになりました

 

<インターンシップに参加した渡邉瞳さんのコメント>
ベトナムに行くのは初めてで緊張していましたが、現地の学生と職員の方々が温かく迎え入れてくださったお陰で、本当に楽しく学びの多い充実した2週間を送ることができました。インターンシップが終わるころには、もっと長くここにいたいなと思うほどいい経験ができました。
大学では座学として日本語教育を学びましたが、インターンシップという学びを実践する場の方が、やはり刺激的で面白かったです。日本語教育を通して、あらためて日本そのものや、国際関係、異文化コミュニケーションなどさまざまなことについて考えることができました。
あまり知られていないプログラムのインターンシップですが、絶対におすすめです。 (国際文化学科4年 渡邉瞳)

敬和学園大学のディプロマプログラムは、今回紹介した「日本語教育プログラム」のほかに、「グローバル市民」「地域経営」「情報メディア」「英語イマージョン」「児童英語教育」「キリスト教教育」の7つのプログラムが用意されています。

このディプロマプログラムによる体系的な学びにより、多くの学生が自分の可能性を広げ、実社会での活躍につなげていくことを期待しています。