チャペルのひびき

豊かな緑の園

青空の下、皆で庭に出て、入学記念の木を植えました。ならんで立っている先輩たちの木にくらべれば細い幹ですが、身をおこして、けなげに立っています。大地にしっかり根をおろし、木はじっとその場所を動きません。木は黙って学生たちの成長を見守っています。木はいつも変わらないようですが、それでも、たえず樹液を吸い上げ、葉をしげらせ、枝をはって成長していきます。目には見えないけれど、確かに成長して行く木。私たちも、そのようでありたいと思います。「50年経って、もう一度、この木を見に、大学に戻って来てください」と呼びかけました。君たちは敬和という園に植えられた一本の木なのだから。(大澤 秀夫)

Ⅰ.チャペル・アワー
説教 入学記念植樹「 豊かな緑の園 」    宗教部長 大澤 秀夫 先生
20130510チャペル・アッセンブリ・アワー

Ⅱ.アッセンブリ・アワー
講話 「 AYF参加者によるスピーチ 」    英語文化コミュニケーション学科4年 明間 安由夏、齋藤 彩莉沙、野口 美紀
20130510チャペル・アッセンブリ・アワー

参加学生の感想
感想1)AYFの話で、英語で話せるだけでなく、英語で政治や文化について討論することが大切なんだと知りました。そして、国について基礎知識を学ぶことによって、専門的なことにつながっていくのだと学びました。わたしも自分の国についてもっと学んでいけるように努力したいです。
感想2)私達1年生のために植樹してくださり、嬉しかったです。木は長い年月をかけ、大きく太く、根強く枝を生やして生きます。大澤先生が「4年で変わる」とおっしゃいました。この大学4年間で大人への階段を上ると思います。記念樹とともに強く成長していきたいと思います。卒業して大人として社会に出ても常に成長し、自分を強くしていきたいと思います。
感想3)今日はじめて敬和の庭に行きました。地面がふかふかしていて木の緑がとても美しかったです。この木を植えたということは思い出に残ると思います。5年後、10年後立派に育っていくと良いなと思いました。
感想4)AYFがとても魅力的であることがわかりました。1週間予定がみっちりあって、一生忘れない体験ができるのではないかと、少し参加してみたいと思いました。“Today is the beginning.”とてもいい言葉だと思います。私は人よりできないと感じるので、その考えをやめ、今日の目標を決めてそれを達成するようにしようと思いました。