チャペルのひびき

隣人になるということ[2014-10-10]

 チャペル・アワーは、山崎ハコネ先生が、「あなたがたの悲しみが喜びにかわる」との主イエスの言葉について説き明かしてくださいました。これは単なる、気休めの言葉ではなく、私たちの悲しみを深く知るとともに、十字架の悲しみを最後まで担いぬかれ、そのようにして命の喜びを勝ち取ってくださったかたの言葉であることを心に留めたいと思います。また同時に、悲しみを悲しみぬいたときにのみ(安易に紛らわすことなく)、本当の喜びにたどり着くことができるということも、主は教えてくださっておられます。悲しみは、喜びをもる器なのかもしれませんね。
アッセンブリ・アワーにおいては、新潟国際ボランティアセンターの渡邊順美先生が、バングラデシュという国について、また彼の地において先生の携われた奉仕活動について、スライドをまじえて教えてくださいました。比較的なじみの薄い国かもしれません。しかし、昨今のグローバル経済において、私たちの享受するライフスタイルと、彼の国に生きる方々の貧しさとが、切り離しがたく結びつけられていることを改めて知らされました。若き日に、彼の国のことを知らされ、その国の方々の「隣人」になるべく現地の方々のもとに赴かれ、自分がその方々に何をしてあげられるのだろうかと真摯に自問されつつ、その方々の傍らに寄り添い続けようとされている渡邊先生のお姿は、私たちにとって、豊かな指針となりました。(下田尾 治郎)

Ⅰ.チャペル・アワー
説  教 「 その悲しみは喜びに変わる 」 准教授  山﨑 ハコネ 先生
20141010チャペル・アッセンブリ・アワー

Ⅱ.アッセンブリ・アワー
講  話 「 バングラデシュでの活動から学んだこと 」 新潟国際ボランティアセンター  渡邊 順美(ワタナベ ナオミ) 先生
20141010チャペル・アッセンブリ・アワー

<参加学生の感想>
感想1)山﨑ハコネ先生の説教は、「その悲しみは喜びに変わる」で、ヨハネによる福音書からの話だった。私は、今まで悲しんだ経験というものが少ない。しかし、今回の話では自分が悲しんでも喜びに変わっていくことが書かれていた。悲しんでいても再会し、心から喜ぶことになっていく。こういった考え方もあるのだと分かった。願うことで、喜びで満たされる。こういったことを意識して考えたいと思った。
感想2)アッセンブリ・アワーでは、バングラディッシュでのボランティアの経験についての話をきいた。バングラディッシュでは貧困問題だけでなく、自然災害など様々な問題が累積している。それらの問題を少しでも改善するために、様々なボランティア活動が行われている。中でも学校に通うことは、子どもたちの将来のためにも大変重要なことなので、継続していってほしいと思った。
感想3)大切な人がいなくなることは、今まで考えてこなかった。いつかはそうなることは分かっているのに、考えることを避けてきたと思う。「再び会える。」のは、夢のある考えだと思う。そうあってほしいと思っている。もし自分も社会福祉士になり、介護することになったら「死」というものに直面することがあると思うけど、それに耐えてその人を担っていけたらいいとハコネ先生の話で考えさせられた。
感想4)渡邊さんの話を聴いて、バングラディッシュは人口集中が激しい国なのだなあと思いました。電車やバスの写真を見て、日本では見ることのできない“文化”がそこに在るのだと分かりました。都市部では人口が多く、発展しているようですが、それでも全体的に見れば、「後発開発途上国」ですので、農村部では、生活が厳しいと言えると思います。農村部では、貧困が厳しく読み書きができない。子供が働いている。そんな日本では想像もできない生活をしている現状をどうにかしなければと思う。

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