チャペルのひびき

サンタ・プロジェクト[2014-11-21]

 山崎由紀先生が、クリスマスの季節、病気の子供たちに本を贈る「サンタ・プロジェクト」についてお話しくださいました。これは由紀先生が5年前のチャペル・アワーでアメリカでの経験を紹介されたことがきっかけで、前宗教部長の大澤秀夫先生を中心に新発田の地に立ち上げられたプロジェクト。今では、県内の他所にも、また県外の各地に広がっています。このクリスマスも、県内外の病院、市内の書店、また学生の皆さんの力をお借りしながら、また、各地のプロジェクトとの連携のうちに、このプロジェクトを進めていきたいと願っています。クリスマスを病院で過ごさなければならない子供たちの心に小さな喜びの光の灯されることを祈りつつ。アッセンブリ・アワーでは、「県立環境と人間のふれあい館」館長の塚田眞弘先生がパワーポイントを用いながら、新潟水俣病について教えてくださいました。経済発展の犠牲になるようなかたちで重たい病を抱え込まなければならなかった人々がおられること、その方々はまた、無責任な報道のために、厳しい差別と偏見にも晒されていることも知らされました。人の命と心が、またそれらとの不可分な関係にある環境がなおざりにされないような仕方での責任ある社会を築いてゆくことの大切さを思います。(下田尾 治郎)

Ⅰ.チャペル・アワー
説  教 「 贈る心と敬和の奇跡 」 准教授  山﨑 由紀 先生
20141121チャペル・アッセンブリ・アワー

Ⅱ.アッセンブリ・アワー
講  話 「 新潟水俣病にみる差別と偏見 」 新潟県立環境と人間のふれあい館 館長 塚田 眞弘 先生
20141121チャペル・アッセンブリ・アワー

〈参加学生の感想〉
感想1)山﨑先生のお話を聞いて、本来のクリスマスは、誰かのために気持ちを贈るものだと思いました。病院でクリスマスを過ごす子どもたちにプレゼントとして、本を贈るということもとても素晴らしいことだと思います。誰かが先にやるだろうとか、まだ自分はやらなくてもいいやではなくて、自分から待っていないで、必ず待っている人がいるから一歩踏み出して行動する勇気が必要だということ気づきました。
感想2)私も、友人や家族にプレゼントを選ぶとき、贈る相手の喜ぶ顔を思い浮かべながらプレゼントを選んだりするけれど、悩みながらようやく決めたプレゼントを、贈った相手にとても喜んでもらえた瞬間が私は大好きです。プレゼントの目に見えるものだけじゃなくて、目では見ることができない気持ちも相手に伝えられるといいなと思うから、私はプレゼントをもらうよりも、贈る方が好きです。だから、山﨑先生の「贈るよろこび」という言葉に、とても共感を持てました。サンタ・プロジェクトにも、参加したいと思います。
感想3)私は、小学5年生の時環境と人間のふれあい館に行ったことがあります。当時公害による病気である新潟水俣病は、私にはあまり関係ないと思ってよく理解せずにいました。大学生になった今、もっと勉強しておけばよかったと後悔しています。水俣病患者の方は長期にわたる差別を受け、それがあまりにも辛辣だったことを知ったからです。中学・高校生の時からテレビや新聞で水俣病の現状をみていますが、未だに水俣病と認められていない方もいます。いただいた資料の患者宛の差別の手紙などを読んで、心が痛くなりました。阿賀野川は、今は公害のイメージはないですが、忘れてはいけないことなので、水俣病で人々が苦しめられていることを深く心に刻んでおきたいと思います。

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