チャペルのひびき

負のしるしを希望のしるしに [2014-11-28]

 手束信吾先生(栃尾教会牧師)をお迎えして守ったチャペルにおいて、先生は、パウロの「キリストの焼印」という言葉とご自身のお体に負われた火傷を重ね合わせて、心に沁みるメッセージをお語りくださいました。ある時期までは負のしるし(スティグマ)としか考えられなかったその火傷の後が、キリストを通して、先生の存在の尊厳とかけがえのなさを教えてくれる神の愛のしるしとでもいうべきものへと変わっていったことを教えてくださいました。アッセンブリ・アワーには、栃木県よりはるばるアジア学院の副校長であられる荒川朋子先生がお越しくださり、アジア・アフリカの農村指導者研修所である学院の働きとその目指すところについて丁寧にご説明くださいました。食の問題は、食欲を満たすというだけにとどまらず、社会正義といったことと深く結びついていること、また、東日本大震災の際に放射能の問題を抱えることになった学院が、その問題に真摯に向き合い、取り組むことを通して、より深く地域に根差した「希望の砦」として再生されつつあることを知ることがゆるされました。はからずも負わなければならなくなったものを、どのように前向きに捉え直して生きるのか、また、そのことがいかに可能となるのかを、手束先生と荒川先生のお話は教えてくれるように思います。(下田尾 治郎)

Ⅰ.チャペル・アワー
説  教 「 イエスの焼き印 」 日本基督教団 栃尾教会 牧師  手束 信吾 先生
20141128チャペル・アッセンブリ・アワー

Ⅱ.アッセンブリ・アワー
講  話 「 新しい大地、私たちの使命 ~放射能と向き合いながら~ 」 アジア学院副校長  荒川 朋子 先生
20141128チャペル・アッセンブリ・アワー

〈参加学生の感想〉
感想1)今日の聖書の箇所は、とても素敵だと思いました。自らのコンプレックスを持ちながら、それを自らの支えとできるようになるのは、キリスト教の素晴らしく良いところだと思っています。このおかげで救われる人がいるのではないでしょうか。自らの在り方を、他人ではなく自分に置くということは、言う事はとても難しいと思います。僕もそのような在り方を目指し、生きているつもりですが、なかなかできません。これからも忘れずに過ごしていきたいです。
感想2)荒川さんの食べ物を生産し、食すという活動をされている話を聞いて、素晴らしいと思った。人と分かち合えるということで、深い絆が芽生えてくるのではないかと思った。人間の一番大切なものは、命と食べ物だと聞いて本当にそう思った。一生に一度だけの人生を決して無駄にしてはならないと改めて思った。何事にも努力していけば、自分にとっての幸せや平和が築けると思った。
感想3)僕にも心に傷跡はそれなりにあります。僕は、傷つくことを言われたり、冷たいことを言われたりすると深く引きずってしまうタイプです。でもその傷跡をずっと引きずっていてはダメなのだと思いました。その傷跡こそをバネにし、生きていかなければならないのだと思いました。傷跡を心に負うということは傷つくことだけども、それも生きていく上での大切なことなのだと捉えたいです。

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