チャペルのひびき

「越えられぬ壁はない」[2016-01-15]

内戦により極度の混乱状態にある自国から離れ、ヨーロッパにおいて命を繋ごうと試みるも、幾重にも立てられた壁に阻まれ、希望を打ち砕かれんとするシリア難民の方々の窮状について覚える時としました。またそのような弱き立場におかれた人々に対する聖書のメッセージにも耳を傾けました。弱き者、異質なものを、自らの安全のために排除、遮断するのではなく、知恵を絞りながら、時にリスクを引き受けつつ、受け入れてゆくことの大切さを聖書は教えているように思います。アッセンブリ・アワーにおいては、人と人とが分断され、敵対する世界にあって、手話というコミュニケーション手段を通して、国家、民族の壁を軽々と乗り越え、助けを必要とする人々のために大きな働きをされておられる桑原絵美先生より貴重なお話を伺うことができました。越えられぬ壁はないとの思いに満たされた至福の時でした。(下田尾 治郎)

Ⅰ.チャペル・アワー 
説教 「神の恵みと正義」 宗教部長 下田尾治郎 先生
20160115チャペル・アッセンブリ・アワー1

Ⅱ.アッセンブリ・アワー
講話 「手話で世界を開く」 日韓手話通訳・日朝手話通訳 桑原絵美 先生
20160115チャペル・アッセンブリ・アワー2

<参加学生の感想>
感想1) 今、問題になっている難民に関しては、連日いろいろな所で見ます。難民の中にテロリストがまじっていた可能性がある、と騒がれ始めてからニュースの回数も増えたような気がしますが、テロの問題と難民の問題を一緒にしてはいけないと思っています。下田尾先生のお話を聞きながら、知らないものを受け入れるのは人は避けたがりますが、心の内に人をおくことができる人になれるよう、困っている人にサッと手を差しのべられる人になれるようにしたいと思います。
感想2) アッセンブリ・アワーの手話のお話は、とても興味深かったです。小学生のころ手話に興味を持って調べたり、手話で歌を歌ったりする機会もあったので、今日見ていて、あ、これこういう意味の手話だ、と思ったりしながら見ていました。国によって手話が違うことは知りませんでした。手話という言語だからこそ人とすぐ距離を縮められるのではないのかなと桑原さんの写真を見て思いました。手話をもう一度勉強し直してみようかなと思いました。
感想3) NHKで手話のニュースを見たことはあっても、実際に生で手話を見る機会はなかったし、お話を聞くことも今日が初めてでした。驚いたことは、手話は国ごとに違うということ、でもI love youの手話は世界共通だということです。桑原さんは北朝鮮の聾者の方とも交流をしていることが、一番の驚きでした。桑原さんもおっしゃっていましたが、私の中のイメージは水爆実験や拉致といった危険な国のイメージしかありませんでした。でも、写真を見るとそういうイメージは感じられず、その国の人すべてが悪い人ではないのだなと感じました。

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