チャペルのひびき

命の門番として[2016-05-13]

5月の暖かな日差しのもと、入学記念の植樹礼拝として守りました。金山愛子先生が「木を育てるように人を育てる」との新井明元学長の言葉をご紹介くださり、そのタイトルのもと、リベラルアーツの教育課程において学ぶこと(教えること)の意義についてお話しくださいました。植樹したユリの木の成長に心を重ね、教えられながら、歩んでまいりたく思います。アッセンブリ・アワーにおいては、健康福祉をご担当のお三方、村上由布子先生、原睦美先生、阿部洋子先生より、死を選びかけている方々の心にいかに寄り添い、いかに命の側に踏みとどまらせることができるかということについて貴重なご教示をいただきました。お話を伺いながら、かつて長野の教会で牧師をしていた際、二人の信徒の方々が突然、たて続けに命の門の向こう側に旅立ってしまわれたことを想い起こしていました。二人が抱えておられた重荷と悲しみに気づくことができなかった自分の無力さも。その方たちのことを心に刻み留めながら、「命も門番(ゲートキーパー)」としての務め果たすことができるよう、隣人(助けを必要とする人々)の心に耳を傾け、寄り添う者となりたいと強く願いました。(下田尾 治郎)

Ⅰ.チャペル・アワー 
説教 「木を育てるように人を育てる」 教授 金山愛子 先生
20160513チャペル・アッセンブリ・アワー1

20160513チャペル・アッセンブリ・アワー2

Ⅱ.アッセンブリ・アワー
講話 「ゲートキーパー講座 ~こころのSOSを知ろう~」 新潟県新発田地域振興局健康福祉環境部 主任 村上由布子 先生、新発田市健康推進課 主任 原睦美 先生、聖籠町保健福祉課 主任保健師 阿部洋子 先生
20160506チャペル・アッセンブリ・アワー3

<参加学生の感想>
感想1) キリスト教は自分が今まで思いつきもしなかったような考え方を教えてくれると感じています。木を育てるように人を育てる。水を与え、肥料を与え、余計な枝を取り除き、水を吸収し根が張るのを待つ。教職課程をとりたいと考えている私には非常に心に残りました。まずは先生が与えてくださるものや自分がこれから体験していくことをしっかりと吸収していきたいと思います。
感想2) 国内だけで2万4千人以上の人が自殺していることを知り、驚きました。今まで私は、自殺はとてつもなく大きな悩みや危機に追い込まれた人がするものだと思っていました。しかし、失恋、人間関係、仕事などみんなが持っている悩みでも自殺のきっかけになってしまうのだとわかりました。悩みに大小はないのだと思いました。私自身ストレスに弱いタイプですが、いつも周りの友達や家族に助けてもらい頼っています。また、友達が私に相談してくれるととてもうれしいです。互いに助け合っていきたいと思います。一つでも多くの命を守りたいです。
感想3) 自殺者数などはこういった授業を通さないと考えることもないので、一つ一つ感じ、考えながら学ぶことができた。予告メール等はもう最終段階なので引きこもった時に、またその前に何か感じた初期段階の時に何かしら行動に移したいと感じました。ただ無理やり行動をさせず共有し、相づちから始め、相手のペースに合わせて、映像のように「保健管理センターに行こう」と言われてもあんなにすんなり行かず拒まれると思うので、相手に合わせてゆっくり徐々に「心を開かせる」と言うよりも「受け入れる」ことを重点に置いて考えていきたいと思いました。

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