チャペルのひびき

テストヴィト神父[2018-01-12]

チャペル・アワーは、通常よりも長い時間をとり、横浜にあるキリスト教学校、捜真学院の院長、また歴史学者でもあられる中島昭子先生より、カトリック教会の宣教師テストヴィド神父についての貴重なご講演をいただきました。故国フランスより遠く離れた異国、日本の地においてハンセン病患者の女性と出会い、彼女をはじめとするハンセン病で苦しむ人々のための神山復生病院を立てられたその働きを詳しく知ることがゆるされました。以前、私も御殿場の地にその病院を訪ねたことがあります。ハンセン病の施設(現在は一般病院として用いられている)でありながらも明るい光に満たされていたことを、また資料館等に展示されている写真の中のかつての患者さんたちの様子も生き生きとしているとの印象を抱いたことを記憶しています。それは、そこにおいて人が人としての尊厳を守られながら大切にされていたことの証しでもありましょう。その施設の礎を据えたテストヴィド神父について深く覚える機会を与えられ幸いに思います。聖書の教えを胸に、キリストに倣いつつ、助けを必要とする人々のために生涯をささげたその生涯は、敬和学園に集う私たち一人ひとりにとっても大きな導きとなるでしょう。アッセンブリ・アワーは、学生のボランティア活動の報告の時間として用いられました。大雪のために来ることのできないグループもあって残念でしたが、紹介された二つのゼミボランティア活動、また敬和HOPEの働きは、どれも敬和に学ぶ学生にふさわしいものでありました。(下田尾 治郎)

Ⅰ.チャペル・アワー 
説教 「明治の日本を歩いた宣教師とハンセン病療養所」 学校法人捜真学院学院長 中島昭子 先生
20180112チャペル・アッセンブリ・アワー1

Ⅱ.アッセンブリ・アワー
講話1 「2年ゼミボランティア活動報告」 房ゼミ、坂東ゼミ
20180112チャペル・アッセンブリ・アワー2

講話2 「学生ボランティア活動報告」 学生HOPE
20180112チャペル・アッセンブリ・アワー3
 
<参加学生の感想>
感想1) 中島先生のお話を聞いて、献金を集めたり、人々との協力を得たり、テストヴィド神父は神の力を信じたからこそ、この病院ができたのだなと感じました。神の力というより、神を信じ、人々を信じ、助けたいと思う心が強い力を生むのでしょう。とても素晴らしいことだと改めて思いました。
感想2) 言葉が全く分からない学校に通うのはとても大変なこと、また自分の興味ある学部や素敵な先生方に出会えたのはすごいこと、その大学に進学できてよかったと思えるのは素晴らしいことだと思いました。
感想3) 日本国内で隔離されていたハンセン病患者たちに救いの手を差し伸べたテストヴィド神父は心から素晴らしい人であったんだと思った。病院を建てるために献金・基金があんなにも集まるとは思ってなかったので、テストヴィド神父に心動かされた人が多くいたんだと感激しました。
感想4) 中島先生のハンセン病のお話を聞いて、現代の僕ですら、「え、うつるのかな?」と、頭の中で思ってしまうほど無知でした。そうですから、昔の時代にキリスト教を広めつつ、ハンセン病に向き合うといった内容はとても深い感動がありました。
感想5) ボランティアをとおして得られるものを2年生のゼミボランティアの発表で知ることができました。子供たちとのふれ合いは普段の生活ではなかなかできないことなので、私もボランティアに参加して地域の方や年の離れた人との交流を持ちたいと思いました。

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