チャペルのひびき

平和文化の担い手となるために[2018-05-18]

チャペル・アッセンブリ・アワーは、平和活動家のスティーブン・リーパー先生(長崎大学・核兵器廃絶研究センター客員教授)をお招きし、市民の方々にも開かれた特別講演会として守りました。「競争・戦争の文化から平和の文化へ」とのタイトルのもと、リーパー先生は、学生たちを前に情熱を込めて語ってくださいました。自国の繁栄と存続のためにはライバル(敵)を武力をもって叩きのめすことをよしとする競争原理に基づく戦争文化とは異なる、共生原理に基づく平和の文化を推し進めてゆく必要がある。話し合いと説得を手段とした平和のための戦いを、戦争文化の真剣さを上回る真剣さをもって、始めなければならない。日本の若者であるがゆえにこそ、その平和文化のための戦いの大きな担い手となれるのだとの言葉に心を熱くした学生は少なくないことでしょう。講演後に、本学を代表するような形で質問に立ってくれた学生たちの姿に、平和文化のための真剣な戦いへの真摯な志を感じ取ることができました。これら若人たちの平和への思いと志を支え培うために本学が果たさなければならない責任をも強く感じています。(下田尾 治郎)

講演 「競争・戦争の文化から平和の文化へ」 長崎大学核兵器廃絶研究センター客員教授 スティーブン・リーパー 先生
20180518チャペル・アッセンブリ・アワー1

<参加学生の感想>
感想1) リーパーさんからの願いである「日本を核兵器がない平和の文化に変わってほしい。」という言葉を聞いて、一人の日本人としてできることを探していきたいと思いました。
感想2) 敵にしてたたくのではなく、協力して違いを見つけていくこと、話し合うことが大事だというリーパーさんのお話に共感しました。アメリカ人でここまで日本のことを親身に考えてくれることに感謝です。
感想3) 「次の戦争をどう止めるのか」という視点から平和について考えるというリーパーさんのお話を聞いて、今まで考えたことのない新しい視点を得ることができてよかった。
感想4) リーパーさんのお話の中で、イエスが生まれたのは平和文化を私たちに伝えるためで、イエスが殺された後にその殺した人間には罪を与えず殺しもしなかったのは、「正義より平和と愛が大切だ。」と述べ伝えるためであり、霊界を信じている人がリーダーにならないと平和は訪れないというリーパーさんの言葉が心に重く響きました。
感想5) 核が無いほうがいいと思っている人は多くいます。しかし、真剣に思っている人は確かにいないです。これは誰かがやってくれるだろうという日本人が持っている受け身の姿勢が問題を先延ばしにしていると感じた。日本は核を無くそうと広島で宣言しても、国連の核廃止にサインしないのは矛盾します。リーパーさんが言った「今は第三次世界大戦の前兆だ」ということを考えると、戦争を起こさせないために自分ができることを探して実行しなければと感じました。

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