チャペルのひびき

聖書が教える価値観[2018-11-02]

チャペル・アワーでは、田中利光先生が「自分の身の丈を知り神を知る」とのタイトルのもと、詩篇8編を通して、またご自身の生い立ちをご紹介してくださりながら、聖書的価値観について教えてくださいました。この詩篇において語られていること、それは神さまこそが世界の(また私たちの)創造主であり、またこの世界を愛をもって統治しておられる方であるということです。この壮大な世界(宇宙)、ましてやその創造主であられる神さまに較べれば、人間は本当に小さな存在にすぎません。けれども、その小さな弱き者たちを神さまは御心に留め、寄り添ってくださる方であられるのです。大切なことは、この小さな被造物としての自分の身の丈を知ると同時に、そのような小さなものをこよなく愛してくださる神さまを知ること。これが聖書が教える価値観であり、幸せな人生を生きる秘訣であることを田中先生は力強く語ってくださいました。引き続いてもたれたアッセンブリ・アワーにおいては、山田学長先生が、「キリシタン時代のリベラルアーツ教育とその後」との題のもとお話しくださいました。セミナリヨ(神学校)において行われていた興味深いリベラルアーツ教育について、そのような教育を受けた少年たちが経験した遣欧使節旅行とその後の彼らのたどった道行きについて、また、禁制時代に信仰を守り抜いた潜伏キリシタンたちとその悲劇について、美しいスライドの数々を通して知ることのできたことは幸いでした。(下田尾 治郎)

Ⅰ.チャペル・アワー 
説教 「自分の身の丈を知り神を知る」 准教授 田中利光 先生
20181102チャペル・アッセンブリ・アワー1

Ⅱ.アッセンブリ・アワー
講話 「キリシタン時代のリベラルアーツ教育とその後」 学長 山田耕太 先生 
20181102チャペル・アッセンブリ・アワー2

<参加学生の感想>
感想1) 「人間とは何か」を知るには、万物を創った神と神にわずかに劣る人間との関係を知ることが大事だと田中先生のお話を聞いて分かりました。田中先生の幼少期のお話にはとても驚きました。自分は自分について何でも知っていると思っているけれど、自分について知らないことがあり、それが本当の姿であるという田中先生の言葉に納得しました。
感想2) 田中先生のお話を聞いて、「人は自分の命すら守れない。神の手の中の被造物である」ことを深く実感しました。人間は自分のことすら知らないのに世界を支配しようとしている。そのせいで環境破壊や戦争を起こし、自ら住みにくい社会をつくっているというのは悲しいことです。人間は素晴らしい知恵を持つ一方で愚かな生き物だと思いました。
感想3) 田中先生のお話で特に印象深かったのはよい方を自分で選びとることが価値観であり、よいという判断が人によって違うために価値観も異なるということでした。価値観については私は曖昧な認識しかなく、なんとなく成長過程で成立するものかなという程度でしたが、今日の説明はとても理解しやすいものでした。知り方にはやはり知識としてのものと経験によって知ることは違うと改めて分かった。
感想4) 山田学長のお話を聞き、まず驚いたのはリベラルアーツの考え方がキリシタン時代からあったということです。天正遣欧少年使節団の話を聞いて、その少年たちはヨーロッパに行った時に何を学び何を思ったのかを知りたくなったので、図書館などで詳しく調べてみようと思います。

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