チャペルのひびき

心の闇の部分を通して出会ってくださるかた[2018-11-30]

チャペル・アワーは、本学副理事長であられる宇田川潔先生が、「ルカによる福音書」の中に記されている有名な「徴税人ザアカイの物語」を通して、またご自身のお名前やなさってこられたお仕事等に触れられながら、心に残るメッセージを語ってくださいました。徴税人として同胞のユダヤ人から税を取り立て私腹を肥やしていたザアカイでしたが、主イエスとの出会いを通して、罪人の自分をも神が愛してくださる恵みを知らされ、新たな人生へと踏み出してゆきます。罪人であるにもかかわらず、否、罪人であるがゆえに深く注がれる愛がその物語には描かれています。哲学者、森有正の言葉を引用されながら、私たちの内部に存在するできることなら隠しておきたい闇の部分を通してこそ、神は私たちに出会ってくださるのだということも先生は教えてくださいました。引き続くアッセンブリ・アワーにおいては、(株)高田建築事務所の高田清太郎先生が、新潟の各地においてなさってこられたご自身の素晴らしい「家づくり」や「街づくり」についてご紹介くださいました。人々の心に寄り添いながら、豊かな人間性をたたえた「家」や「街」を作ってこられた先生のそのお仕事の土台に、「あなた自身を愛するように、あなたの隣人を愛せよ」との聖書の言葉が据えられていることを知ることができました。いかなる仕事であれ、愛をもって取り組むことの大切さを教えられたように思います。(下田尾 治郎)

Ⅰ.チャペル・アワー 
説教 「あなたの家に泊まりたい」 副理事長 宇田川潔 先生
20181130チャペル・アッセンブリ・アワー1

Ⅱ.アッセンブリ・アワー
講話 「出会いが紡ぎ出す空間物語~おもしろく、元気になる建築~」 高田建築事務所代表取締役会長 高田清太郎 先生 
20181130チャペル・アッセンブリ・アワー2

<参加学生の感想>
感想1) 宇田川先生のお話は、聖書に出てくるザアカイと自分との共通点を取り入れながら自らの経験や思いを伝えてくださいました。また、昔のインテリは聖書と夏目漱石を好んでいたことを知り、改めて私は大学で優れた書物と日々触れ合って過ごしているのだなあと感動しました。最後に森有正の言葉を紹介してくださいましたが、「人にも伝えられない恥や欲望がなければ神には出会えない。その一隅があってこそ神とめぐり会える。」という言葉はとても胸に響きました。悩み苦しむことは決してダメなことではないと私を後押ししてくれる心強い言葉に今回出会えました。
感想2) 宇田川先生のお話で、ザアカイがいちじくの木に登り、イエスを見ようとしたら、イエスがザアカイの家に泊ると言って、ザアカイは今までの生活を改める決意をしたことはすごいことだと思いました。神から見て決していいとは言えないことをしてきたけど、相手側から光を差してもらって生活を改める決意ができたのなら、救いが訪れてもいいと思いました。自分の悪い面は神からチャンスをもらえるので、自分を否定してはいけないと言うことが分かりました。
感想3) 高田先生のお話は、高田先生の建築に対する熱意が伝わる講演でしたが、私たちの生活を豊かにするヒントも学ばせてもらいました。特に、高田先生が大切にしている「はじめに言葉ありき」という教えは私自身も大切にしていきたい教えです。思いをきちんと口に出すことで決意が固まり、同時に整理ができる。一見簡単なことですが、口に出して明確な目標をきちんと立てて生活していきたいです。
感想4) “出会いは言葉”これは高田先生がおっしゃっていた言葉です。言葉には大きな力を持っており、本当の居場所は言葉(思い)の中にあるというお話でした。そして私がおもしろいなと思ったことがチャンス虫というものです。チャンス虫はみんなにやってくるが、必ずつかめるものではないから、人は動き、チャンスに出会うというものでした。チャンス虫をつかむために何をするべきなのかを考えさせられました。もう1つ、放題紙というものもとても興味が沸きました。言いたいことや思っていることを紙に書くというもの。口頭では言えなかったことも伝えられたり、目標のようなものにもなったり、おもしろいアイディアだなと感じました。私もやってみようかな。

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