チャペルのひびき

和解-聖書のメッセージの核心[2019-06-14]

チャペル・アワーでは、三村修先生(日本基督教団佐渡教会牧師)が、戦後の安保闘争において、沖縄をめぐる国家の姿勢に抗する反対運動を展開し、獄中生活を送られた星野文昭さんの描かれた絵をご紹介くださいました。その絵は、その闘争において、国家公務員としての職務の遂行のために命を落とされた中村巡査の鎮魂のために星野さんが獄中にて描かれたものであるとのこと。その絵が佐渡教会にて展示された際、その絵に込められた星野さんの心を中村巡査のご夫人が受け止められたとのお話しに心を打たれました。互いに屹立する異なる立場にある者たちの間に、憎しみを超えて、与えられる和解のできごと。これこそが、聖書のメッセージの核心であること、また、その心をもって、非暴力を旨としつつ、平和を作り出す者となってゆくことの大切さを三村先生は、教えてくださいました。引き続く、アッセンブリ・アワーでは、新発田の街を活性化するためにご協力くださっている加藤種雄先生(公益社団法人企業メセナ協議会専務理事・アサヒビール芸術財団事務局長)が、高度経済成長以前の日本に存在した生活様式、また雇用とは異なる仕方の働き方こそが、これからの少子高齢化社会を支えるものとなるのではとのご提言をくださいました。雇用主から雇われ働かされる仕事とは異なる、使命感と創意と生きがいに満たされた働き方。本学が、一人ひとりの学生の未来に願い求める姿をそこに重ねることができると思いました。(下田尾 治郎)

Ⅰ.チャペル・アワー 
説教 「キリストが愛してくださったように」 日本基督教団佐渡教会牧師 三村修 先生
20190614チャペル・アッセンブリ・アワー1

Ⅱ.アッセンブリ・アワー
講話 「少子高齢社会は豊かな未来への入口か?~50年前の学生と現在の学生との対話の試み~」 公益社団法人企業メセナ協議会専務理事、アサヒグループ芸術文化財団事務局長 加藤種雄 先生
20190614チャペル・アッセンブリ・アワー2

<参加学生の感想>
感想1) 三村先生の示された「わたしがあなたがたを愛したように、互いに愛し合いなさい。これがわたしの掟である。」という言葉は、相手を憎まず、互いに尊敬するというイエス・キリストのメッセージであると心に響いた。
感想2) 三村先生から、キリストの弟子には反ローマ帝国のユダヤ人を独立させようとする熱心党と新ローマ帝国のローマから税金をもらっている取税人がいることが分かりました。
感想3) 少子高齢社会は今日本でとても深刻な問題になっています。ですが、それは豊かな未来への扉なのでしょうか。今は生涯雇用が当たり前の時代であるが、自分が働けない年齢になった時どうすればよいのでしょうか。こんな時には昔に立ち返って高齢社会を創造社会に転換する考えが素晴らしいと思いました。
感想4) 高齢社会が進んでいる中で、どのような活動をすれば、地域の活性化につながるのか考えさせられました。拠点がもっと増えていけばたくさん企画もできるのではないかと思いました。新発田市で暮らしていますが、たくさんのプロジェクトを行い活性化に対する取り組みがすごく見られると感じています。

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