チャペルのひびき

最後に勝つこと[2020-05-22]

チャペル・アッセンブリ・アワーは、宗教部長(下田尾)が担当させていただきました。説教の中では、高校時代の恩師である校長先生のこと、また、その方がチャペル(礼拝)の中で語ってくださった忘れられない言葉の数々、とりわけ、「最後に勝てばよい」との言葉について、皆さんにご紹介させていただきました。「最後に勝てばよい」との言葉の意味は、若かった当時の私が理解していた、人よりも世間的によい大学に行き、人生の成功者になるということではなく、一人ひとりに与えられた唯一無二の掛け替えのない命に目覚め、一人ひとりの人生に備えられている唯一無二なる人生を最後まで歩みぬくことにほかなりません。世間の評価によって、あるいは、人との比較によって、一喜一憂し、自分の人生の勝ち負けを判断することではなく、そのことを、先生のご生涯をより深く知ることを通して、また私自身の経験の深まりを通して知らされていったように思います。本学のチャペルで聖書の言葉を通して繰り返し語られる大事なことの一つは、一人ひとりに、唯一無二なる掛け替えのない命が与えられていること。また、一人ひとりにとって備えられている唯一無二なる人生が存在するということです。そして、その人生とは、あなたのことを必要としている人々と不可分の人生であるということ。一人ひとりが、そのような唯一無二なるご自身の人生に出会い、歩み始めてほしい。そのためにも、心の内で繰り返し反すうし続けるような、あまたのよき言葉(神の言葉、人の言葉を問わず)にこのチャペルを通して出会ってほしいと願っています。(下田尾 治郎)

Ⅰ.チャペル・アッセンブリ・アワー 
説教 「最後に勝てばよい」 宗教部長 下田尾治郎 先生
20200522チャペル・アッセンブリ・アワー1

<参加学生の感想>
感想1) 今日の動画で、初めてパウロという人物の名前を聞きました。パウロという人物は、初期のキリスト教の歴史にとって大きな人物で、ユダヤ教の一派にすぎなかった、まだキリスト教とも呼ばれていなかったキリスト教をユダヤ教の枠を超えて世界宗教にした立役者で、イエスを信じた者たちは許さぬと厳しい迫害をくわえていた人物であったが、そんな時に復活のキリストに出会って180度人生が変わり、今度は自分が迫害されながら、キリストの名前を世界各地に運んだ人物。パウロという人物の人生はいろいろなことが起こっていたんだということを初めて知りました。パウロは手紙の中で自分の人生の歩みを目標めがけて走っていくレースに例えているそうです。私も自分の人生の歩みについて考えてみようと思いました。
感想2) 今回、「最後に勝てばいい」ということをテーマにお話をしていただき、一見簡単に解釈できる言葉でもその言葉以上に深いメッセージが込められているのだと思いました。私は、あらゆる目標が最終的に達成できればいいというイメージを持っていたのですが、たった1つの人生を生き抜くという点においてまでもが「最後に勝てればいい」に含まれていることを聞き、とても感銘を受けました。一人ひとりの人生は尊く、唯一無二である。誰かと比較するのではなく、自分だけにしか生きられない人生を歩んでいくことが大切であると学びました。
感想3) 今日のチャペルを聞いて一番印象に残ったのは、下田尾先生の学生時代の校長先生がおっしゃったと言っていた「愛していたなら、なぜ、ナイフを奪って殺さぬ。」という言葉でした。私も最初にこの言葉を聞いた時は、キリスト教の牧師である人が「なぜ、殺さぬ。」と言ったことに驚きました。しかし、この言葉の意味を考えてみると、校長先生は私たちに大切なことを伝えるために、わざと強い口調で言ったのだと思いました。校長先生の話に関しては恋人でしたが、これは家族や友だちにも言えることだと思います。このご時世、いつ、何が起こるか分かりません。時には、窮地に立たされることもあるかもしれません。そんな時こそ、相手をいい加減に扱うのではなく、下田尾先生がおっしゃっていたように、その人の命に責任を持つことが大切だと思いました。
感想4) 前回同様校歌を始めに歌ったんですけれども先々週や、先週よりも校歌の歌詞を見ずに歌うことができたのではないかと思いました。お話の中にもあったんですけれどもやはり目標を持っていった方がいいのではないかと思いました。自分は、あまり目標を持って高校生活などを送ってきていなかったので、大学生活ではどんなに小さな目標でも立ててその目標に向けて努力をしていきたいと思いました。
感想5) 「一人ひとりの人生を神さまは必要としている。」この言葉がとても印象に残りました。普段の生活の中で、私は他人と自分を比べがちです。あの人やみんなはできることなのに、私はできない。そんなことを考え、ネガティブな気持ちになってしまいます。しかし、この言葉を聞いた時、ダメな自分でもいいんだと思いました。完璧な人間はいない、だから人は支え合って生きていくのだと思います。これからの人生、何度も失敗し、落ち込んだりもすると思いますが、この言葉を思い出し、がんばりたいと思います。

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