チャペルのひびき

友となること[2020-10-16]

チャペル・アワーにおいては、山﨑ハコネ先生が「友のために」とのタイトルのもと、ヨハネによる福音書15章に記されたイエスの言葉からメッセージを語ってくださいました。「友のために自分の命を捨てること、これ以上に大きな愛はない」とのご自身の言葉どおりに、私たちの友となってくださり、私たちのために十字架で命を捨ててくださった方がイエスという方でした。お話の中でハコネ先生は、チューヤンという知的障害をもった一人の方のことをご紹介くださいました。自分の身をはって他者(友)の命を守ろうとされたその方のお話は、イエスにより友とされた者の究極の姿を示していると言えるかもしれません。そのようにまでとはいわなくとも、悲しみや痛みを抱えている人、助けを必要とする人々の傍らに寄り添い、自分にできる仕方で手を差し伸べることも、イエスに従い、友となってゆくことであろうと思います。引き続くアッセンブリ・アワーは、ボランティア活動の報告会としてもたれました。新潟県下の防災をテーマにしたさまざまなボランティア活動、本学の海外留学プログラム(ACLP)のアメリカ滞在時に参加したボランティア活動についての充実した報告がなされ、そこでの学びが分かち合われました。ボランティア活動の底を流れているのは、「友として」助けを必要とする人々の傍らに寄り添ってゆくことであることを覚えることのできた、貴重なひと時でした。(下田尾 治郎)

Ⅰ.チャペル・アワー 
説教 「友のために」 准教授 山﨑ハコネ 先生
20201016チャペル・アッセンブリ・アワー1

Ⅱ.アッセンブリ・アワー
講話 「ボランティア活動報告」 ボランティア委員会
20201016チャペル・アッセンブリ・アワー2

20201016チャペル・アッセンブリ・アワー3

20201016チャペル・アッセンブリ・アワー4

<参加学生の感想>
感想1) 今日はハコネ先生から「友の存在」についてお話ししていただきました。愛のない世の中はむなしい、私が「してもらう・してあげる」ではなく自分の持っているものを渡すことが大切で、対等の関係の中であることを教えてくださいました。それを踏まえて愛を育む行動・実践をしていくと先生はおっしゃいました。私にとって、友、人間関係は自分の核のようなものです。人が大好きで、友だちという存在はかけがえのないものなのです。ですが、友のために自分を捨てることについては少し考えます。確かに大きな愛であり、美徳であると思います。ただ、実際そのような時がきたら私は自分を犠牲にするのだろうか。相手の気持ちはどうなのだろうか。そんなことを思ったりするのです。これは決して批判をしている訳ではなく、客観視した場合と自分に置き換えた場合ではそこに差が生じるのではないかと感じました。友と共に過ごし、共に笑う時間は何にも変えることはできません。最高級の愛とは何か、友との関わり方を振り返り深く考える時間となりました。
感想2) 今日は主に先輩や卒業生の方々が活動報告をしてくださって、これからに生かせることが聞けて大変よかったです。最初の防災がテーマの仕掛け絵本制作では「不思議の国のアリス」の絵本の解体をして、仕掛けの構造の理解をしているところがおもしろいなと思いました。実際に絵本を買って解体するのは勇気がいることなので、作品制作には本当にやり遂げたい気持ちがあるのだなと感じました。また、防災をテーマにした仕掛け絵本を作ることで子供はもちろん、大人でも簡単に理解できる万人向けの本に仕上げていて、大学生でもこんなことができるのだと驚きました。結果的には優秀賞を取ることはできなかったけれど新発田の防災イベントで地域の方に知ってもらえたのがよかったと思いました。2つ目のグループでは防災イベントを通じて、普段からの心がけや災害の疑似体験をすることで防災意識の向上や防災グッズの周知につながりとてもよい経験になるのだなと思いました。3つ目のグループでは海外ボランティア活動という大学生が現地で派遣されたところに赴き、清掃や工事の手伝い、教育に関わるという大学生の時にしか味わえないような体験報告がおもしろかったです。大学生の留学意欲を促進させてくれるような発表ですばらしかったです。
感想3) 山﨑先生のお話の中で、イエスさまの愛の技を習った人物チューヤンという知的障害の男性がいた。両親がおらず、身寄りのないチューヤンをお一人の牧師が救ってくれ、知的障害者のための学校を作った。だが反対されて知的障害の彼らがその学校を去るしかなかった。その後、船が溺れそうになってるところに牧師がチューヤンと再会する。そういう経緯でチューヤンは太ももを船に突っ込んで友のために命を落とすことを選んだ。それは誰しもができることではない。何にも勝る愛である。
感想4) アッセンブリ・アワーでは先輩たちが参加してきたボランティア活動の報告会がありました。どのボランティア活動のお話を聞いても参加しようとしたきっかけや目標はバラバラでしたが、ボランティア活動を終えた後に得たものには共通して自分自身の成長があったのではないかとお話を聞きながら感じました。私が敬和学園大学に入学したきっかけが海外に留学に行きたいのと、敬和学園大学が力を入れているボランティア活動に参加してみたいというのもあったので、最後のボランティア活動報告のお話は大変興味深く参加してみたいなという気持ちにもなりました。

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