チャペルのひびき

さあ、目を上げて[2020-11-13]

チャペル・アッセンブリ・アワー(C.A.H.)は、久保田愛策先生(日本基督教団十日町教会牧師)をお迎えし、創世記のアブラハム(アブラム)の物語を通して、豊かなメッセージをいただくことができました。前半部において、先生は、アメリカ社会のみならず日本社会にも共通する、貧富の格差の広がり等に由来する生きづらさの問題に触れられました。また、富があるからといって、人間は不安から解放されないということも教えてくださいました。後半部は、主にご自身の教会の牧師、また幼稚園の園長としての経験からお話でした。人は誰でも、落ち込み、悲嘆にくれる時がある。そんな時に、つらい経験を紛らわすことなく、十分に悲嘆にくれること(グリーフワーク!)が、大切であるとのこと。また、そのような悲嘆に寄り添いながら、「さあ、目を上げて」と声をかけくれる友を持つことがどんなにありがたいことかということを語られました。大学時代は、そのようなかけがえのない友に出会い、一生涯続く友情を育むことのできる時であることを覚えたいと思います。それと同時に、イエス・キリストが、かけがえのない友として私たちに寄り添い、悲嘆を共にしてくださり、「さあ、目を上げて」と言ってくださる方であることを心に留めていただきたく思います。(下田尾 治郎)

Ⅰ.チャペル・アッセンブリ・アワー 
説教 「さあ、目を上げて」 十日町教会牧師 久保田愛策 先生
20201113チャペル・アッセンブリ・アワー1

<参加学生の感想>
感想1) 人生において大切なものはお金という経済的なものではないということが分かった。悩みや苦しみはお金では解決することはできないので、悲しんでいる時に、そばにいてくれる友人を大切にするべきだと思った。私は落ち込んだ時、無理に明るく振る舞い、1人で抱え込み、周りに気づかれないようにしてしまうことが多いが、友人の別れや大切な人との別れに会ったとき、無理に元気でいるのではなく、しっかりと落ち込む時間を作ることが大切だということを学んだ。なので辛いことがあった時は、しっかりと休んで悲しみと向き合う時間を作ろうと思った。
感想2) 久保田愛策先生のお話を、言葉を、今お聞きすることができて本当によかったと感じました。現代社会で生き抜くための知識も知ることができたような気がしています。創世記の中の「さあ、目を上げて」の「さあ」はヘブライ語で「ナー」。「お願いだから、頼むから」という意味だと知った時、目頭が熱くなるのを感じました。励まされるアブラムに自分自身を重ねたのかも知れません。「悲しみに暮れる経験はとても大切だ」と久保田先生自身の経験を交えてお話ししてくださいました。私はそのような経験をしてから、「できごとにはすべて意味がある」をモットーに過ごしています。何度絶望しても、希望はすぐ近くにあるのだと信じるのだと、いつか意味のある経験だったと笑顔で話せるようになればよいなと思っています。久保田先生が説教の終わりにおっしゃった「泣いてもいい、悲しんでもいい。今出会っている人たちはかけがえのない人たち。これから先、語りかけるべき人にもなる。」という言葉が忘れられない大切な言葉であり、教訓となりました。
感想3) 今回のチャペル・アッセンブリ・アワーでの久保田先生のお話を聞き、人生の豊かさはお金ではないという言葉に共感しました。確かに、多くのお金を持つことにより人生の選択肢は増えます。しかし、人は人とのつながりから本当の幸せ・人生の豊かさを得ることができると思います。たとえ多くのお金を持っていたとしても、周りに仲間がいなければ心は満たされないと思います。そのため、私も今いる仲間を大切にしていきたいです。また、私たち人間はいつ死ぬのか分かりません。だから、周りの仲間との時間や家族との時間を大切に過ごして、今この瞬間を精一杯生きていくべきだと感じました。また、自分の考え方次第で人生はいくらでも豊かにすることができると思います。
感想4) 私は「さあ、目を上げて」という神の言葉がとても印象深い。なぜならば、「さあ」という二文字に「お願いだから」という意味が込められているからだ。この二文字から、私たちが思ってるよりもずっと神はそばにいてくれていると実感する。「別れ」を経験した時は、しっかりと落ち込む時間を持つことが大切だと気づかされた。その落ち込む時間がこれからの自分をより強く輝かせるのではないかと考えた。「自己責任で叫ばない」という言葉を初めて耳にした。田舎の富裕層で雪国ならではの、町内会に加入したり共同体に入ったりするような一見、小さいと感じることが大切だと気づかされた。人の苦労ゆえの想像力がさまざまな所で生かされると感じた。

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