日本近現代史

日本近現代史

現在の問題を意識するための歴史学

歴史の学び方には、大きく2つの形があります。1つは、今、目の前にある問題の根源を過去へとさかのぼって見ていく形です。もう1つは、現在とまったく異なる過去の姿に出合うことを通して、今を見つめ直す形です。どちらにしても、歴史認識は現在への問題意識と密接に関係してきます。私の授業では、日本近現代史を中心にして、それぞれが自分の問題意識をもって歴史に学ぶようになることを目指します。

この学問と社会とのつながり

歴史学は、私たちを取り巻く社会の成り立ちを、過去から現在への推移という「時間」の視点からとらえる学問です。そこに新発田市・聖籠町・新潟県(ローカル)、東アジア・世界(グローバル)などの「空間」の視点を加えれば、日本社会をより深く、より広く理解できるようになるはずです。

この学問分野を担当する教員

金 耿昊(きむ きょんほ)

日本近現代史

出前講義(演題)

「今、戦争と侵略の時代を考える」

近代日本の歴史は戦争と対外侵略の連続でした。その時代を日本の民衆はどのように生きたのか。まもなく敗戦から80年を迎えるいま、私たちは重い過去をどのようにとらえるべきなのか。一緒に考えてみたいと思います。

●必要となる機器:なし

「「戦後日本」とは何か?」

1945年8月の敗戦から現在までを「戦後日本」といいます。まもなく80年を迎える「戦後」とは、一体どんな時代なのか。人々の暮らしや政治上の議論の推移を踏まえつつ、いまを生きる私たちに託された課題を考えます。

●必要となる機器:なし

探究学習(キーワード)

歴史、人権、マイノリティ、日本近現代史、朝鮮近現代史、在日朝鮮人史

* 探究学習でのご協力内容など、事前にお打合せさせていただきます

「出前講義・探究授業」の申し込み・お問い合わせ

敬和学園大学 広報入試課 新潟県新発田市富塚1270(957-8585)
Tel:0120-26-3637 Fax:0254-26-3996

お申込み後、講師のスケジュール等を調整し、ご連絡をさせていただきます。
出前講義・探究授業は、新潟県内の高等学校を対象としております。ご希望に応じて、敬和学園大学の教室を利用しての講義も可能です。