敬和学園大学 授業アンケート集計

科目名 北米社会論1 履修登録者数 2人
授業形態 講義 回答者数 2人
担当教員名 山崎 由紀 回答率 100.0%
   

【担当教員のコメント】

 前期はアメリカ史を植民地時代から現代まで、少し速めのスピードでカバーしました。後期に、明確な社会史的視点を持ち、テーマに沿った議論を行い、日米関係や日本・新潟の社会問題まで考察する力を養うための基礎としての位置づけでした。前期はストレートな講義形式であり、やや詰め込み的でもあり、不満が残った部分もあるかと思いますが、テスト準備などでの前期の努力の成果が、現在進行している後期のディスカッションの中にうかがうことができ、嬉しく思います。
 日本国内で当然とされる正義感では理解できなくても、視点を変え、米国政府・人民の立場に立つと、歴史的事象が起こる因果関係や正当性も見えてきます。これまで正しいと信じてきた自分よがり、日本よがりでない視点を考えつつ、新たに学ぶ歴史に取り組んだ姿勢は立派でした。
今後、社会を見る目のみならず、人間関係を見る眼差しにもこの学習の経験が生かされていくことを願っています。

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