敬和学園大学 授業アンケート集計
科目名 | 科学史2 | 履修登録者数 | 14人 |
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授業形態 | 講義 | 回答者数 | 13人 |
担当教員名 | 西村 秀雄 | 回答率 | 93% |
【学生のみなさんへ】
「科学史2」を担当した西村秀雄(金沢工業大学)です。アンケート結果を拝見しました。講義受講のきっかけは「科学史1」を受講したり、先輩や友人の経験談を聞いた方が多かったようです。中には単位の面で卒業に必要なため、という方もいらっしゃいました。きっかけはともかく、講義が始まってからは、内容、進度、講義の進め方ともに比較的知的に楽しんでいただけたと理解しています。ただし講義を聴くだけでなく、受講者が積極的に講義に参加する「アクティブラーニング」という観点からは、まだまだ改善の余地があることを示した結果だと考えています。皆さんのような文系の学生にとって、科学技術がこの社会を根幹で支えている、ということはなかなか認識しにくいことだと思います。しかし、「科学史1・2」で取り上げた歴史的な観点や、他科目を含めて現代社会という観点から、あるいは他文化との比較という観点から科学技術が果たしている役割や正負の影響、翻って自分自身は何をしなければならないのかということを考えていただくきっかけになればと思っています。「何をしなければならないのか」という問いはとりもなおさず「私は誰か」、つまりあなたのアイデンティティ酢のものです。今後の主体的な勉強の進展を願っています。