敬和学園大学 授業アンケート集計

科目名 科学史1 履修登録者数 18人
授業形態 講義 回答者数 18人
担当教員名 西村 秀雄 回答率 100%



【学生のみなさんへ】

「科学史1」担当の西村秀雄(金沢工業大学)です。まずアンケートへの回答、ありがとうございました。 アンケート結果を拝見しましたが、受講動機としては2/3の方が積極的な理由で、20%の方がおそらく卒業要件等の止むをえない理由で履修したとのことでした。それ以降のアンケート結果にもこの動機が反映されているようです。出席率は比較的良く、また回答項目の多くで90%程度の肯定的結果を得ていますので、基本的には大きな問題はなかったと考えています。 ただし講義内容については、80%弱の方が(やや)難しいと回答しています。正直な感想だと思いますが、「神は細部に宿る」“‎Dei habitat in singulis.”という西洋の格言通り、どこまで理解できるかはひとまず措くとして、最先端の学問に触れないと自分の狭い殻を破ることはできません。「自分が理解できる範囲に留まる」のは楽ですが、人間としての成長には繋がりません。 また受講する側としては半数の方が「まったく予習しなかった」と回答しています。集中講義ですから止むを得ない面があるのですが、今後は何とか予習復習を組み込みたいと考えています。自由記述として「楽しかったです。ただもう少し暗記物増やしてほしいです(テスト)」との回答がありました。そのようなテストを実施することは簡単なのですが、この講義の目的は「自分で、しっかりとした根拠に基づき、論理的に思考する」のが目的なので、今後も暗記を問うような評価は実施しないつもりです。講義を実施する側の意図あるいは目的をご理解いただければ幸いです。今回の講義は近現代を扱う「科学史2」へ続きます。ぜひこちらも受講してください。 以上。




科目一覧に戻る