学長室だより

2007年8月17日号

3年次生の保護者との就職懇談会が開かれた。7月14日。信濃川の流れを見下ろすホテルのホールで。就職委員長・桑原ヒサ子教授の「敬和学園大学の就職指導について」は、本学における就職指導の取り組みが2年次から始められていること、各種資格取得支援講座の実施、インターンシップの現状、就職指導室職員による個別指導の実態、それがあって昨年度卒業生の就職内定率を95.6パーセントにまで上げることができたことなどなど。次いで、宮川 洋 氏の「いよいよ 進路は二つ 就職するか 就職しないか」は、また迫力があった。世は団塊の世代の大量退職を背景にした就職環境の変化、本学における就職指導の実際。それに複数社からの内定があった場合の「先決優先の原則」。10月1日以降の辞退は不可、などの指導。就職指導室長は各家庭における保護者のご理解とご指導についても触れた。その後は各ゼミの教員たちと保護者との(昼食を楽しみながらの)時間となった。就職は指導室を中心としての、学生、家庭、教員との「和」の共同作業であることを確認する時間であった。(新井 明)