学長室だより

第25回学園祭が開催されました

今年も10月24、25日に恒例の敬和祭が開催されました。敬和祭は学生が主人公のフェスティバル、祝祭空間です。若者らしい創意工夫とパワーとエネルギーが溢れる祭典です。校舎での展示、ピロティ前庭やオレンジホールや体育館でのパフォーマンス、ピロティ前庭での出店などのさまざまなイベントが学園祭を盛り上げました。    
これらを準備したふれあいバラエティ実行委員会、敬和祭実行委員会、展示・パフォーマンス・出店などで参加した学生たちの経験は、今後の社会生活で役立つことを確信しています。
前日のふれあいバラエティでは福祉施設の方々をお招きして学生のパフォーマンスを楽しんでいただきました。私は学園祭初日にいつものように顧問をしている茶道部の朝一番のお茶会に出ました。そこでは22年前に創部したころからご指導いただいた茶道の先生にも久しぶりでお目にかかりました。展示教室を一巡した後で、昨年に続いてピロティでのFMラジオサークルの公開番組収録に出演させていただき、敬和祭の歴史を語りました。出店の前では多くの卒業生とも再会しました。
二日目は同窓会講演講師の東国原英夫氏をお迎えしました。13年前に東国原氏が演じた一人芝居で、50年前の死刑囚を演じた「アキト」のDVDを渡して、毎年私の授業で学生に見せてきたことをお伝えすると「いぶし銀のようだ」と言ってしげしげと眺めておられました。このDVDは東国原氏の事務所にもないそうです。講演では笑いと政治の二兎を追い求めた人生をお笑い芸人らしく語られました。笑いも政治も人を幸福にすることが共通という言葉が印象的でした。(山田 耕太)