学長室だより

春の陽気の中で

朝から鳥がさえずり始めました。春めいた久しぶりの陽気で、庭先の雪も校庭の雪も解けてきて、地面が見えるようになってきました。

先週の2月27日火曜に私大連盟の学長会議幹事会が東京の私学会館別館の会議室で開かれ、7月の第1回学長会議のテーマを決めました。今回で私は2年間の幹事の務めを終えました。幹事会をとおして他大学の学長の関心や動向を親しく知りました。今年度から本学の新井明元学長の教え子の日本女子大学の女性の学長が委員長になり、今回の出席者の半数近い4人が女性の学長で、従来の男性中心の会議の雰囲気もかなり変わりました。

28日水曜に大学運営委員会と教授会の前に、学生たちのアクティブラーニング報告会がFD研修会を兼ねて開催されました。新発田市内の認知症カフェ調査・粟島でのアマドコロ商品開発、東日本大震災ボランティア調査、新発田川物語・遠野物語調査、粟島福祉支援についての報告がありました。現代社会のさまざまな問題に対して、問題解決へのさまざまなアプローチが図られていることを感じました。

2018.3.9学長ブログ

今年度行ったアクティブラーニング活動について、学生による報告会を開催しました

 

3月4日日曜に、新発田学研究センター開所11周年記念イベント/第10回阿賀北ロマン賞授賞式・記念イベントが開催されました。「人が輝く地域を創る」という菊水酒造の髙澤社長、新発田建設の渡辺社長、三福運輸の五月女社長のパネルディスカッションでは、1年生必修「地域学入門」やその展開科目「地域学」に連なる、地域経済の主要な担い手の方々の経営理念や人材養成のあり方を伺いました。阿賀北ロマン賞83作品の中での大賞と審査員特別賞の授賞式の後で、加藤宗哉審査委員長の文章のプロの暗黙の了解事項についての講演がありました。最後に述べた「何を書くのか」は、社長さんたちの「何のために働くのか・いかに生きるのか」に通じる内容でした。(山田 耕太)

2018.3.9学長ブログ

記念イベントでは、地域を代表する社長さまをお迎えし、「人が輝く地域を創る」と題してお話いただきました