神を敬い、人に仕える(4代目学長 山田耕太)

秋らしい青空の下で[2020-09-18]

秋らしい青空にうろこ雲やすじ雲が見えるころとなりました。11日金曜はハラスメントに関する職員研修会と防火訓練で、それぞれ有意義な時を持ちました。私は一週間、大学改革支援・学位授与機構による国立4大学の中間達成度評価に追われた日々でした。

2020.9.18学長ブログ

職員研修会では、ハラスメント防止についてケーススタディやディスカッションを通して理解を深めました

 

7日月曜の新潟日報の投書欄に新潟市内の15歳の高校生の投書が載りました。この高校生の通う高校では、ある生徒が永山則夫『無知の涙』を図書館に入れることをリクエストしたことに対して、高校生に有害な影響を与えるという理由で却下され、現在図書館に入っている島秋人の『遺愛集』も撤去されようとしていることを訴える内容でした。

永山則夫は極貧の家庭状況でまともに義務教育を受けられず、19歳で連続殺人事件を引き起こして死刑に処せられた人です。獄中で教育を受けて文学書や哲学書をひも解くようになり、自分の犯した罪と向き合う中で、詩と散文の形で『無知の涙』を書きました。これは岩崎稔・上野千鶴子他編『戦後思想の名著50選』に選ばれるほどの名著として高く評価されています。

島秋人は柏崎市の人で、やはり少年時代の恵まれない境遇の中で殺人事件を起こした死刑囚です。獄中で短歌を創ることを習い覚え、やがて毎日新聞歌壇賞を受賞しました。高校時代に獄中の島秋人に毎週のように花を差し入れ、後に高校教師となった前坂(福田)和子さんには、チャペル・アッセンブリ・アワーで2回、『遺愛集』から島秋人の短歌を紹介していただきました。(山田 耕太)

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