学長室だより

本格的な寒さに向かう季節となりました

先週は例年よりも1、2週間早く、雷が鳴ってひょうが降りました。新潟の長い冬の始まりです。遠くの飯豊山の谷間は白くなり、すでに初雪が降ったことが分かります。次第に高い山頂からだんだんと山全体が白くなり、やがて平野に雪が降りてくるようになるでしょう。キャンパスではイチョウの木も黄色く色づいています。

3日火曜は文化の日の休日でしたが、毎学期15回の授業をする関係から平日の月曜授業を行いました。また、普通のオープンキャンパスとは違って、高校生や保護者の方々が平日の授業を見学できるウィークデー・オープンキャンパスを同時に開催しました。コロナ禍の中での開催でしたが、例年並みの参加者があり、短い時間でしたが、平日の授業の様子を見て皆さんは満足して帰って行かれました。

2020.11.13学長ブログ

ウィークデー・オープンキャンパスでは、学生向けに行っている授業を体験していただきました

 

後期の授業に入ると、近隣の高校ばかりでなく上越や中越からも高校1、2年生がバスで大学見学に来るようになりました。前期はコロナ禍のために高校生の見学はまったくありませんでした。後期は例年ほどではありませんが、次第に数が多くなってきました。毎回、私は高校生に対して歓迎のあいさつの中で、高校1年からの10年間が、平均寿命で考えると85年近い人生の中で、土台づくりの大切な時期であることと進路選択の要点を述べています。一人ひとりが幸せな生涯を送ることを願っています。

2020.11.13学長ブログ

新潟産業大学附属高校1年生が大学見学に来学されました

 

本格的な寒さが来る前に、授業や学生の活動の中で新型コロナウィルス感染拡大予防の対策を十分にして、感染拡大に備えていきたいと思います。(山田 耕太)