木を育てるように(2代目学長 新井明)

2004年7月23日号[2004-07-23]

7月13日は中越、下越地域に大水害が発生し、死者も出、7市町村の1,500人が避難所に逃れた。大学事務局では直ちに三条市を中心に本学学生の安否を探った。4名の学生の家庭が災害を受けていることが判明した。7月21日に大学運営委員会を開き、学長として (1) この4名に対して見舞金を贈る、(2) 施設設備費の半額免除、(3) 教職員・一般学生へのボランテイア活動へ参加要請、また(4) 教職員・学生への募金の呼びかけ、 などを提案し、全員の了承がえられた。このようなことは、学長見解として、いまだかつてない内容であったろう、と思う。(職員諸氏には、災害発生時いらいのご苦労にたいして学長から直接に謝意を表わし、また募金等への協力を求めた。) その後、福井県でも大水害がおこっている。被災者の安全を祈るばかりである。
わたしは考える――こうした被害が起こるのは、天災のなすわざなのだとか、地球温暖化現象の結果とか、防水対策の怠慢だとか、言っておけばよいのか。ここ何十年かにわたって、日本という島国の住民どもが、森を見捨て、田を軽視してきた、その報いなのではないのか。この視点が表面に出てこないこの国が淋しい。(新井 明)

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