学長室だより

2005年6月3日号

5月18日に成田を発って、アメリカ・アイオワ州のオレンジ・シティに向かった。敬和学園大学の創設にあたって、それを支援した新発田市と聖籠町には、いまも有力な方々からなるオレンジ会という組織があって、敬和の活動に各方面での理解を示してくださっている。会長は渡邊幸二郎氏。今回は第7次訪問団であるが、新学長は初訪問であって、姉妹校たるノース・ウェスターン・カレッジへの表敬訪問の意があった。
また聖籠町長・渡邊廣吉氏には、町の中学生を、このオレンジ・シティに短期留学をさせたい、という願いがあった。
ちょうどチューリップ祭という全市をあげての多忙な行事日程のなかに、敬和が割り込んでいったことになる。それでも、18日の夜と19日に、マーフィ学長もべルトマン市長もわれわれ一同を迎えてくださった。学園の中を、またチューリップ祭をも、観ることができた。
学長と夫人は晩餐のあと、一同をご自宅にまで招いて、デザートを振舞ってくださった。(新井 明)