学長室だより

2007年3月30日号

この春は4名の先生がたが学園を去られる。石川喜一、松崎洋子、岩倉依子、五十嵐海理の諸先生がたである。2月21日に送別会をおこなった。まず始めに、石川先生が「胡笳の歌」その他の尺八の演奏をしてくださった。結びは松崎先生が勝又圭介君(5期生)作詞・作曲の「光さす路」を独唱された。このお二人の「始め」と「終わり」をはさんで、去り行く方がたと教職員諸氏の、哀感をこめた感謝のメッセージが交わされた。贈ることばを通して知ったことは、4人の方がたの残された教育・研究上の功績の偉大さであった。それは永く学園から消えない。いや、それどころか、この学園の肥やしとなって、次代をになう若人たちを育ててゆくであろう。(新井 明)