木を育てるように(2代目学長 新井明)

2008年4月11日号[2008-04-11]

先日卒業したSさんから便りが届いた。「敬和に来て心からよかったと思っています。」「素晴らしい先生がた、友人たちと出会えたこと。」「先生がたと学生たちとの距離が近く、いつも先生がたから気をかけていただけたこと。」「敬和学園に感謝です。」敬和に来る前の1年を、他県の大学で過ごした経験があるらしい。彼女はわたしの授業にも出ていたが、立派な勉強家であった。この小さな大学は「愛の共同体」である、とふだん偉そうなことを言っているくせに、このSさんの謝辞に接して、なにかジーン!ときた。
そうしているうちに、先生、もういちど卒業式をやってください、という声が出てきた。卒業式当日に体調を崩して欠席せざるをえなかったひとりの同期生のために、仲間で卒業式をつくることにした。それにしても、やはり学長は必要だ、とのこと。よくも、そんなことが言えたものだ。(学長室で卒業証書を手渡すだけのものではいけないのだ、という。)いわばお手製卒業式なるものに、ホンモノの学長が出る必要があるのか?しかし、これも「愛の共同体」からの真摯なる要求なのかもしれない。ただし、その後の謝恩会まがいのパーティは断った。(新井 明)

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