誰かのために生きる(3代目学長 鈴木佳秀)

人の初子は献げたのか[2009-11-06]

初めて胎を開く初子は特別視されていました。家畜の初子(男性名詞のみ)について、雄と明記せず一般的に規定しているものもありますが(出エジプト記22章28節~29節、民数記18章15節~18節)、雄だけが犠牲として神に献げられたのです(出エジプト記34章19節~20節)。
人の初子(男性名詞のみ)については家畜と区別し、必ず身代わりのもので贖(あがな)わなければならないと定めています(出エジプト記13章13節、15節、民数記18章15節)。贖いを求める理由は統一的ではありません。出エジプトの時に、イスラエルの民を去らせなかったためエジプトの地で生まれたすべての初子を神が撃たれたからと、歴史に遡らせるものもあり(出エジプト記13章14節~15節)、他方、胎を開く初子はすべて神のものであると、いのちの創造という観点からなされる理由付けもあります(出エジプト記13章1節、34章19節)。しかし女子の初子についての言及はありません。
申命記では、長子(男性)は相続に際し、他の兄弟の二倍の相続に与る(21章15節~17節)、あるいは長子には名を存続させる義務があるという形で規定しています(25章5節~10節)。(鈴木 佳秀)

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