ダビデの物語(3代目学長 鈴木佳秀)

ダビデの物語・プロローグその10[2010-09-17]

サムエルの事を祭司エリはどう受けとめていたのでしょうか。神のご計画がどこに隠されているかについて、彼は気付いていません。「エリの息子はならず者で、主を知ろうとしなかった」と聖書は報じています(サムエル記上2章12節)。祭司として働いていた息子たちは、犠牲に捧げる肉を聖所で煮ている時に、下働きの者たちに命じ、肉刺しで肉を好きなように取り出し持ち去らせたというのです。それも生肉を要求し持ち去ったと記されています。焼き肉の方が好みであったではすまない問題でした。「この下働きたちの罪は主に対する甚だ大きな罪であった。この人々が主への供え物を軽んじたからである」(17節)とあるからです。
更に、息子たちが幕屋の入り口で仕えている女たちと床を共にしていたという記述が続きます(22節)。噂を耳にしたエリは、聖所に仕える身でありながらこのような不祥事は、神に罪を犯すことだと諭します(24節)。エリは非常に年老いていて、父の諫言に彼らは耳を貸そうとしなかったようです。「主は彼らの命を絶とうとしておられた。一方、少年サムエルはすくすくと育ち、主にも人々にも喜ばれる者となった」(25節~26節)と単元が結ばれています。(鈴木 佳秀)

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