ダビデの物語(3代目学長 鈴木佳秀)

ダビデの物語・サウルの活躍その10[2011-01-07]

「こんな男に我々が救えるか」と侮られた時、何も言わなかったサウルですが(サムエル記上10章27節)、カリスマを立証する時が到来します。隣国アンモンがギレアドのヤベシを包囲したからです。契約を結んであなたがたに仕えますと申し出たヤベシの住民に、「右目をえぐり出すのが条件だ」と彼らは難題を持ちかけます(2節)。イスラエル全土に使者を立てて救助を求め、誰も助ける者がいないなら降伏すると申し出たのです(11章1節~4節)。その知らせがサウルに届いた時、「神の霊がサウルに激しく下った」(6節)とサムエル記は伝えています。怒りに燃えて牛を引き裂き、それをイスラエル全土に送り「サウルとサムエルの後について出陣しない者があれば、その者の牛はこのようにされる」と通告します。サウルは集結した軍勢を率いてアンモンの陣営に突入して彼らを打ち破り、ヤベシの住民を救い出したのです(8節~11節)。
民はサウルを侮った連中を処分しようとしますが、「今日は、だれも殺してはならない。今日、主がイスラエルにおいて救いの業を行われたのだから」とサウルは答えています。ギルガルで挙行された即位式で、サウルは正式に王となったのです(13節~15節)。(鈴木 佳秀)

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