ダビデの物語(3代目学長 鈴木佳秀)

ダビデの物語・ダビデの台頭史その9[2011-04-22]

ダビデは挑戦者のことを聞かされ、彼を討ち取った者に王が大金を与え、王女を妻にと約束しているのを知ります。「生ける神の戦列に挑戦するとは、あの無割礼のペリシテ人は、一体何者ですか」と発言するダビデに、長兄エリアブは「何をしにここへ来たのか。荒れ野にいるあの少しばかりの羊を、誰に任せてきたのか。……お前がやって来たのは、戦いを見るためだろう」(サムエル記上17章26節~28節)と苛立ちを隠しません。
ダビデの発言を聞いたサウルはダビデを召し寄せます。「あの男のことで、だれも気を落としてはなりません。僕(しもべ)が行って、あのペリシテ人と戦いましょう」と言うダビデに、サウルは「お前が出てあのペリシテ人と戦うことなどできはしまい。お前は少年だし、向こうは少年のときから戦士だ」と答えています。しかし「僕(しもべ)は、父の羊を飼う者です。獅子や熊が出て来て群れの中から羊を奪い取ることがあります。そのときには、追いかけて打ちかかり、その口から羊を取り戻します。向かって来れば、たてがみをつかみ、打ち殺してしまいます。わたしは獅子も熊も倒してきたのですから」とダビデは語ります(31節~36節)。それが王の心を動かしたのです。(鈴木 佳秀)

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