ダビデの物語(3代目学長 鈴木佳秀)

ダビデの物語・ダビデの台頭史その20[2011-07-08]

ダビデ殺害を命じられたヨナタンは「わたしの父サウルはあなたを殺そうとねらっている。朝になったら注意して隠れ場にとどまり、見つからないようにしていなさい。あなたのいる野原にわたしは出て行って父の傍らに立ち、あなたについて父に話してみる。様子を見て、あなたに知らせよう」とダビデに語っています(サムエル記上19章2節~3節)。「王がその僕(しもべ)であるダビデのゆえに、罪を犯したりなさいませんように。……なぜ、罪なき者の血を流し、理由もなくダビデを殺して、罪を犯そうとなさるのですか」といさめると、息子の言葉を聞き入れて王は「主は生きておられる。彼を殺しはしない」と約束します(4節~6節)。
ヨナタンはダビデを呼び、すべてを彼に告げたので、ダビデは再びサウルに仕えるようになったと聖書は語ります(7節)。再び悪霊がサウルに降ったとき、王は傍らで竪琴を奏でていたダビデを槍で突き刺そうとしましたが、身をかわして彼は難を免れます(9節~10節)。妻ミカルは「今夜中に避難して自分の命を守らなければ、明日は殺されます」と忠告し、ダビデを窓からつり降ろして逃がすに至ります(11節~12節)。嫉妬は親子の絆をも切断したのです。(鈴木 佳秀)

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