ダビデの物語(3代目学長 鈴木佳秀)

ダビデの物語・ダビデの台頭史その31[2011-09-23]

「荒れ野で、あの男の物をみな守り、何一つ無くならぬように気を配ったが、それは全く無益であった。彼は善意に悪意をもって報いた。明日の朝の光が射すまでに、ナバルに属する男を一人でも残しておくなら、神がこのダビデを幾重にも罰してくださるように」と誓い、ダビデは軍を進めます(サムエル記上25章21節~22節)。アビガイルは、ダビデを見ると、ろばをおりて彼の足もとにひれ伏し「御主人様、わたしが悪うございました。お耳をお貸しください。はしための言葉をお聞きください。……あのならず者ナバルのことなど気になさいませんように。……はしためは、お遣わしになった使者の方々にお会いしてはいないのです。主は生きておられ、あなた御自身も生きておられます。あなたを引き止め、流血の災いに手を下すことからあなたを守ってくださったのは主です。……ここにある物は、はしためが持参した贈り物でございます。……どうかはしための失礼をお許しください。……主が約束なさった幸いをすべて成就し、あなたをイスラエルの指導者としてお立てになるとき、いわれもなく血を流したり、御自分の手で復讐をなさったことなどが、つまずきや、お心の責めとなりませんように」と述べ、無益な流血を避けるよう、礼儀を尽くして執り成しをしたのです(23節~31節)。(鈴木 佳秀)

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