ダビデの物語(3代目学長 鈴木佳秀)

ダビデの物語・ダビデの台頭史その44[2011-12-23]

「イスラエルよ、『麗しき者』は/お前の高い丘の上で刺し殺された。/ああ、勇士らは倒れた。/ガトに告げるな/アシュケロンの街々にこれを知らせるな/ペリシテの娘らが喜び祝い/割礼なき者の娘らが喜び勇むことのないように。/ギルボアの山々よ、いけにえを求めた野よ/お前たちの上には露も結ぶな、雨も降るな。/勇士らの盾がそこに見捨てられ/サウルの盾が油も塗られずに見捨てられている。/刺し殺した者たちの血/勇士らの脂をなめずには/ヨナタンの弓は決して退かず/サウルの剣がむなしく納められることもなかった。
サウルとヨナタン、愛され喜ばれた二人/鷲よりも速く、獅子よりも雄々しかった。/命ある時も死に臨んでも/二人が離れることはなかった。/泣け、イスラエルの娘らよ、サウルのために。/紅の衣をお前たちに着せ/お前たちの衣の上に/金の飾りをおいたサウルのために。/ああ、勇士らは戦いのさなかに倒れた。/ヨナタンはイスラエルの高い丘で刺し殺された。/あなたを思ってわたしは悲しむ/兄弟ヨナタンよ、まことの喜び/女の愛にまさる驚くべきあなたの愛を。
ああ、勇士らは倒れた。/戦いの器は失われた。」
弓と題されたこの詩を、ダビデはユダの人々に教えるよう命じています(サムエル記下1章18節~27節)。ヨナタンとサウルの二人を哀悼する、ダビデの詩です。(鈴木 佳秀)

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