ダビデの物語(3代目学長 鈴木佳秀)

ダビデの物語・ダビデ王位継承史その20[2012-08-24]

ナタンは王に向かって主なる神の言葉を告げています。「その男はあなただ。イスラエルの神、主はこう言われる。『あなたに油を注いでイスラエルの王としたのはわたしである。わたしがあなたをサウルの手から救い出し、あなたの主君であった者の家をあなたに与え、その妻たちをあなたのふところに置き、イスラエルとユダの家をあなたに与えたのだ。不足なら、何であれ加えたであろう。なぜ主の言葉を侮り、わたしの意に背くことをしたのか。あなたはヘト人ウリヤを剣にかけ、その妻を奪って自分の妻とした。ウリヤをアンモン人の剣で殺したのはあなただ。それゆえ、剣はとこしえにあなたの家から去らないであろう。あなたがわたしを侮り、ヘト人ウリヤの妻を奪って自分の妻としたからだ。』」(サムエル記下12章7節〜10節)
不倫を犯し、ウリヤを死に追いやりバト・シェバを自分の妻としたことを、王は忘れたはずはありません。事情を知らない宮廷内の人にほとんど気付かれなかったので、王は安心していたのです。しかし主なる神はすべてをご存じでした。ウリヤを殺したのは「あなただ」とナタンによって告発されています。姦通の罪に加えナタンを殺害した罪も断罪されています。ダビデは隠し通したつもりでした。だがそのことが、主なる神を侮る行為であったとされています。神を裏切る行為だというのです。(鈴木 佳秀)

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