ダビデの物語(3代目学長 鈴木佳秀)

ダビデの物語・ダビデ王位継承史その27[2012-10-12]

恋わずらいにつける薬はありません。これは古今東西どこでも共通した真理です。アムノンも、アブサロムとタマルの兄妹もダビデの子でした。サムエル記下に「ヘブロンで生まれたダビデの息子は次のとおりである。長男はアムノン〔誠実な〕、母はイズレエル人アヒノアム〔わが兄弟は歓喜〕。次男はキルアブ〔神は裁き給う〕、母はカルメル人ナバルの妻アビガイル〔わが父は喜ぶ〕。三男はアブサロム〔平和の父〕、ゲシュルの王タルマイの娘マアカ〔くぼ地〕の子。四男はアドニヤ〔ヤハ/ヤハウェは主〕、ハギト〔祝祭の〕の子。五男はシェファトヤ〔ヤハウェは裁き給うた〕、アビタル〔わが父は露なり〕の子。六男はイトレアム〔民は貴い〕、母はダビデの妻エグラ〔若い雌牛〕。以上がヘブロンで生まれたダビデの息子である」(3章2節~5節)とメモが残されています。
ヘブライ語の名前に意味が込められています。漢字文化圏のわれわれと同じです。シュメール語が表意文字であったことからこの伝統が生まれ、受け継がれているのです。タマルは「なつめやしの木」という意味で、アブサロムとは血を分けた兄妹、つまり同じ母の子でした。このリストにソロモンは含まれていません。ダビデは王として一夫多妻制を維持しましたが、一夫一婦制が普通で、経済的に裕福な人に限り第二妻に女奴隷を迎えたのです(二人妻婚制)。(鈴木 佳秀)

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